第3章 地場資源に対する評価
1 来村者アンケート
本調査の基礎的な資料とするため、本村の来訪者の行動や関心、満足度などについてアンケート調査を実施した。調査対象、調査時期、調査内容は以下のとおりである。
(1)概要
ア 調査対象
主要施設にアンケート用紙を配布し、本村への来村者を対象に実施
(1)アンケート配布施設・・・博物館、鶴富屋敷、平家本陣、大神館、宿泊施設(約40軒)
(2)アンケート配布数・・・1,100部
(3)有効回答数・・・248部
イ 調査時期
平成14年10月〜12月
ウ 調査内容
(1)回答者の属性に関する設問
性別、年齢、居住地、来村回数
(2)来村の目的や行程等に関する設問
目的、同行者、交通手段等
(3)村内での行動に関する設問
どこに足を運んだか、村内の滞在期間等
(4)椎葉村の印象や期待することに関する設問
イメージの変化、また来てみたいか等
次項以降に、調査結果の概要を示す。
(2)回答者自身について
ア 性別
来村者の56.9%は男性で、女性より割合が高い。
イ 年齢
60代が最も多く、全体の約3割を占めている。また、70代も1割強を占め、30、40代の割合より高い。50代以上の子育ての落ちついた世代以上が、全体の約7割を占めている。
図表3−1 回答者の性
図表3−2 回答者の年齢
ウ 居住地
福岡県と宮崎県内の居住者がそれぞれ約2割と最も高く、全体の約8割を九州各県で占めている。
図表3−3 回答者の居住地
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エ 椎葉村に来るのは何回目か
初めての人が全体の約半数を占めており、2回目以上のリピーターも42%と高い。また、リピーターの中でも3回目以上の人が2回目の人を上回り、何度も訪れる人が多いことが分かる。
図表3−4 椎葉の来訪回数
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