7 まちなみ景観の誘導
現状の旧吉田宿のまちなみの特徴をより際だたせていくためのまちなみ修景のイメージを示す。修景にあたっての基本的な方針を整理すると以下のとおりである。
<景観阻害要素の除去を優先する>
個性的な歴史的建築物が点在する景観を際だたせるために、ブロック塀や電柱などの景観阻害要素の除去を優先し、新たな要素をできる限り持ち込まない。
現況(西側立面)
修景イメージ(西側立面)
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<既存の景観資源を連続させてまとまりをつくる>
東亜酒造のかしぐねや伝統的なのれん、後背の高木などの既存の景観資源を連続させていくことで、まとまりのある景観をつくっていく。
<沿道住民との協力によるまちなみデザイン>
沿道の建築物等の修景にあたっては、住民間の合意形成を図り、自主性を尊重した景観整備を行う。また、後背敷地への植栽等を行政と住民の協力のもとに行っていく。
現況(東側立面)
修景イメージ(東側立面)
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