[5]建立年代
建立年代の構成は昭和58年度調査と基本的には変化がない。今回は面積で建立年代の構成割合を示しておく。まず、住居の主屋・店舗では、明治以前の建築が1896 m2(25%)、付属屋では1920m2(31%)であり、両者合わせても3816m2(28%)にすぎない。したがって、残りの7割強は大正以降の建築である。藩政期の遺構は住居の主屋・店舗で117 9m2(16%)、付属屋で475m2(8%)、両者計で1654m2(12%)となる。なお、前回調査より建立年代別面積が減少しているのは、解体によるものである(図3-16, 17)。
図3-16 構成建物の建立年代
図3-17 建立年代(地区全体・面積)