日本財団 図書館


2.雄和町
(1) 会場運営
 県立中央公園で行われる競技の会場運営について、AOCの要請により施設管理と警備交通の部署を受け持ち、町からの支援職員や雄和町実行委員会ボランティアが業務に当たった。
 また、会場を花で装飾することとし、雄和町連合婦人会がプランターに散水したり、搬入搬出したりするなど、その管理に努めたほか、町実行委員会では雄和町農村環境改善センターと競技会場を結ぶシャトルバスの運行を行った。
 閉会式前に小学校児童がIWGA会長と一緒に記念植樹を行った。また、閉会式では、町内の中学校生徒が各IF旗の旗手を務めた。

(2) 競技運営
 競技の開始式では、町長はじめ町議会議員、実行委員会委員らが出席し、記念品をプレゼントするなどして盛り上げた。
 選手の入場、退場の行進曲の演奏を町内中学校の吹奏楽部が担当したほか、参加国のプラカード持ちには町内中学校生徒が当たった。
 また、町内中学校生徒がナミー、ハギーのぬいぐるみを着て会場の雰囲気を盛り上げたほか、町内小学校児童がスクールパスポートを活用し、競技を観戦した。
 表彰式では、町長がメダルのプレゼンターとなり、大正寺おけさ保存会の会員も補助者として式典に参加した。

(3) 交流事業
1) ゲートボール競技の韓国チームとの交流
実施日・場所/2001年8月15日県立中央公園陸上競技場
参加者/チーム、町関係者、協会関係者、観客など計111人
印象・開催効果/ 韓国、雄和町、秋田県ゲートボール協会チームの交流試合のほか、歓迎のつどいを開催し、韓国との交流が深められた。

2) 雄和の夏・大正寺おけさまつりへの選手・役員の招待
実施日・場所/2001年8月19日新波商店街・JAあきた大正寺支店前広場
参加者/選手役員(5ヵ国)計49人観客/3,000人
印象・開催効果/ ゲートボールの選手役員がパレードに入って一緒に踊ったり、出店で秋田の食を体験したり、日本文化の体験と思い出づくりに貢献できた。

3) キャスティングの体験と選手交流
実施日・場所/2001年8月24日県立中央公園球技場
参加者/町内小学校児童、教師、町民計165人
印象・開催効果/ 10カ所以上の体験場所を設け、海外選手から直接指導を受けることができ、子供たちには良い思い出になった。

4) 女子綱引き選手歓迎のつどい
実施日・場所/2001年8月23日雄和町サイクリングターミナル
参加者/選手役員(7カ国)、町民計177人
印象・開催効果/ 多くの国と国際交流ができ、町の大きな財産と自信になった。雄和太鼓には、選手の拍手がなかなか鳴りやまなかった。

5) 野点、押し花の体験交流
実施日・場所/2001年8月25日県立中央公園陸上競技場前広場
参加者/選手役員等260人、関係者43人、計303人
印象・開催効果/体験した選手はほとんどが初めてであり、「心が和んだ」という選手も多かった。

(4) その他
 町内4カ所にワールドゲームズの看板を設置し、多くの方々にPRを行った。
z0286_01.jpg
z0286_02.jpg








日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION