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2.オフィシャルサプライヤー
 協賛金を伴わず、オフィシャルスポンサーと競合しない範囲で商品、サービス、宣伝媒体等を提供する企業を「オフィシャルサプライヤー」と称し、大会に必要なものを調査、集約して、対象企業と具体的な交渉を進めた。
 対価としては、大会オフィシャルサプライヤーの呼称使用、大会マーク等を使用した自社宣伝などを認めた。
 最終的には、本大会をPRする媒体の提供、選手役員等に対する航空輸送等のサービスの提供、複写機、ファクシミリ、プリンター、携帯電話、パソコンソフトの提供など6社からの協力を得た。
 
番号 サプライヤー名 カテゴリー
1. 全日本空輸株式会社 航空機輸送
2. ぴあ株式会社 チケット宣伝媒体
3. 株式会社NTTドコモ東北
秋田支店
携帯電話
4. 秋田ゼロックス株式会社 複写機、ファクシミリ、プリンター
5. 東日本旅客鉄道株式会社
秋田支店
駅、構内、車内での宣伝媒体
6. 株式会社シダン 雷・気象情報配信サービス
 
3.マーチャンダイジング
 マーチャンダイジングは、大会運営資金確保と大会PRの両面から果たす役割は大きい。本大会では、公式マーク・ロゴ等に関する独占商品化及び大会会場内における独占販売に関する権利を(株)ジェイエフエーに付与し、更にその商品化に関する権利を第三者(サブライセンシー)に付与する方法をとった。
 (株)ジェイエフエーでは、Tシャツやトレーナー、ピンバッジ、縫いぐるみ等、152種類のライセンス商品を製造した。秋田市中通のアトリオン1階「AKITAまるごとプラザ」内にオフィシャルショップを開設し、また秋田空港や秋田ふるさと村等県内26ヶ所、県外1ヶ所で販売を行った。
 サブライセンシーには、秋田県内の7業者が申込をし、お酒や傘、入賞メダルをモチーフにした額縁等、13種類の製造・販売を行った。
 また、公式スポンサーは、スポンサーランクがゴールドスポンサー以上にマーチャンダイジング権が与えられ、Tシャツやタオル、清涼飲料水などが商品化された。
 販売実績は、大会前は、盛り上がりに欠ける面もあり低迷していたが、大会開催が近づくにつれて、売上も次第に増えていき、最終的には大会期間中概ね好天に恵まれたこと、開会式はじめ各競技が連日予想以上の集客に恵まれたことから、概ね良好であったと言える。
 
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ライセンス企業一覧表
ライセンス企業名 カテゴリー
(株)ジェイエフエー ピン類、Tシャツ、タオル、ヌイグルミ、テレフォンカード、ステーショナリー、陶器類、キャップ、バック類、ネクタイ、食品類、その他
サブライセンシー  
・秋田酒類製造(株) 日本酒
・アトリエすみよし 工芸品
・(有)天鷺ワイン ワイン、
発泡酒
・横手市観光協会 ピンバッチ
・三傳商事(株)
・秋田県漆器工業協同組合 入賞メダル記念額
・阿桜酒造(株) 日本酒
公式スポンサー  
・ミズノ(株) Tシャツ、タオル
・みちのくコカ・コーラボトリング(株) アクエリアス
 
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