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公開競技【相撲】Sumo
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秋田大会実施種目・参加選手数
[男子]−85kg,−115kg,+115kg、無差別級、団体(3人)
[女子]軽量級、重量級、団体(3人)
●参加選手数/67人(参加枠/82人)参加国・地域/14
●国際競技団体名:国際相撲連盟(ISF)
●本部所在地:日本
●加盟国(地域)数:85
相撲
8月25日(土)・26目(日)/天王町総合体育館
8月24日(金) 公式練習
  25日(土) 予選
  26日(日) 決勝
 
1.計画と準備状況
(1) 競技日程
 競技日程については、国際相撲連盟と協議の上決定された。また、国際相撲連盟からの要望により、女子種目の追加を、2001年6月に決定した。
 2日間の競技に要する時間や閉会式出席のための移動時間などを勘案し、競技スケジュールが決定された。
 また、競技方法については、個人戦、団体戦ともにトーナメント方式で実施し、3位決定戦については、ダブルレペチャージ方式で実施することが決定された。
(2) 会場利用計画等
 競技会場および練習会場の配置は当初計画のとおりとなった。
 選手控室については、女子選手の参加が決まった時点で競技団体と再度打ち合わせを行い、天王町防災センター1階を女子、2階を男子の控室として使用することとした。
 土俵の設営、整備は、競技場については天王町実行委員会が行い、練習会場については秋田県連盟が行うこととした。
 競技用具、備品については天王町、天王町実行委員会、秋田県相撲連盟の三者が連携し、準備、設置等の業務を担うこととした。
(3) 運営体制
 競技運営に関しては、国際相撲連盟及び国際相撲連盟から委嘱を受けた競技役員で行うことを基本原則とした。
 大会運営全般に関しては、AOCスタッフ及びボランティアを必要箇所に配置し、各班ごとに運営業務にあたることとした。
 ボランティアについては、意欲的に活動ができるように担当業務については本人の希望を優先する形で配置した。
 ボランティア等運営スタッフの研修は、最終リハーサルを含めて3回実施した。
 競技の概要と施設利用計画についての説明および現地研修を実施するとともに、班別の業務研修や活動を実施し、相互理解を深めた。リハーサルでは天王中学校のブラスバンド部及び女子生徒も参加し、演奏やプラカード保持の練習も行われた。
2.運営と結果について
(1) 競技運営
 競技運営については、スムーズに行うことができた。
(2) 会場運営
 運営スタッフの多くは、前週に行われた空手競技で運営業務を経験しており、各班ともに班長を中心としたミーティングを行い、反省点を翌日には改善するなど、非常に能率良く業務を行った。
 また、各自の持ち場にこだわらない協力体制が生まれ、ボランティア同士の横の連携も大きな力を発揮した。
 施設管理および環境整備も、天王町総合体育館及び町婦人会と町交通指導隊などの協力を得て、スムーズに行われた。
 また、相撲は日本選手の参加が多いため、報道取材も多く記者会見も重要な業務になると判断された。メディアとのトラブルはなかった。しかし、選手の記者会見をチームの監督が許可しない場合があり関係者を混乱させたが、許可がおりた時点で会見することで対応した。
(3) 観客の状況と対応
 当日券を求めて、早朝から並ぶ観客が多く見られたが、混乱はなかった。
 場内は2日間ともほぼ満席の状態になったが、特にトラブルや迷子等はなかった。








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