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公式競技【パラシューティング】Parachuting
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秋田大会実施種目・参加選手数
[男子]・[女子]フリースタイル・スカイダイビング
[男女混合]フォーメーション・スカイダイビング、アキュラシー・ランディング
●参加選手数65人(参加枠/フリースタイル・スカイダイビング/男女各6チーム12人、合計24人フォーメーション・スカイダイビング/6チーム合計30人、アキュラシー・ランディング/16人)
●参加国・地域/16
●国際競技団体名:国際航空連盟(FAI)
●本部所在地:スイス
●加盟国(地域)数:100
パラシューティング
8月17日(金)〜19日(日)/大潟村運動広場
8月15日(水) 公式練習
  16日(木) 公式練習
  17日(金) 第1〜第3ラウンド
  18日(土) 第4〜第6ラウンド
  19日(日) 決勝 第7〜第9ラウンド
 
1.計画と準備状況
(1) 競技日程
 TDとの打ち合わせにより、2001年2月に当初予定を一部延長した公式日程が最終的に決定された。
 なお、各競技のラウンド数や演技時間などについては、国際パラシューティング委員会で決定された。
(2) 会場等利用計画
 競技団体及び開催地大潟村との間で、会場のレイアウト、仮設物の設置、電気工事等の施行などについて検討し決定した。
 アキュラシーマット、スコアリング・システム、PAL方式のビデオ、アキュラシー自動測定装置、記録機能付き風向風速計等、競技に必要な用具は競技団体で準備した。
 AOCは大型映像画面をはじめ、大会運営に必要な用具・備品等を手配した。
(3) 運営体制
 競技団体との協議により、競技運営に関しては、国際航空連盟(FAI)が責任を持って担当し、日本航空協会と日本パラシューティング委員会が開催国として関与すること、大会運営に関しては、AOCが責任を持って行うことなどを決定した。
 役員及び審判については競技団体が決定することとし、日本からはTDと競技に関する責任者(マネージング・ディレクター:MD)の他に、日本パラシューティング委員会より4人、日本航空協会より1人、通訳1人が参加した。
 AOCは、各部・班に支援職員、ボランティアを配置のうえ事前研修を4回にわたり実施し、競技と業務の説明及び運営シミュレーションなどを行い、大会に備えた。
2.運営と結果について
(1) 競技運営
 大会直前になって一部の国が参加を取りやめ、最終的には16ヶ国の参加となうた。
 競技期間中は天候に恵まれ、当初の予定通り3日間で終了した。ただ、2日目にやや強めの風(風速10メートル前後)が吹き、アキュラシーの進行に支障が出たが、3日目には遅れを取り戻した。
 競技記録については、競技団体より記録を入手し、データ入力を行うとともに会場内の各掲示板に掲示した。
(2) 会場運営
 競技会場内に村民体育館があり、備品の借用や休憩場所として利用できた。
 屋外の仮設トイレについては観客用に6基準備したが、入場者数に対する配置数としては不十分であり、体育館及び隣接する野球場のトイレ利用も呼びかけた。
 ボランティアは終日勤務を基本とし業務日を割り当てたが、欠勤者もなく運営できた。但し、運営上必要な要員数は日毎にばらつきが生じたため、状況を鑑みて業務配置を替え対応した。
 メディアヘは運営本部テントにて受付を行い、競技進行状況等の情報を提供した。メディアとのトラブルは特になかった。
(3) 観客の状況と対応
 当会場は当日券のみの販売であり観客の予測が困難であったが、競技当日は予定した当日券枚数をはるかに上回る観客が来場し、全競技会場中最高を記録した。
 入場券は当初用意した枚数では対応できず、チケット管理センターヘの追加発注や領収書での代用により対応した。
 








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