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公式競技【オリエンテーリング】Orienteering
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秋田大会実施種目・参加選手数
[男子]・[女子]シングルス
[男女混合]リレー(男子2人女子2人、4人で1チーム)
●参加選手数/76人(参加枠/男女各40人、合計80人、リレー15組)
●参加国・地域/19
●国際競技団体名:国際オリエンテーリング連盟(IOF)
●本部所在地:フィンランド
●加盟国(地域)数:58
オリエンテーリング
8月18日(土)・19日(日)/飯島砂防林
8月17日(金) 公式練習
  18日(土) 男女シングルス
  19日(日) ミックスリレー
 
1.計画と準備状況
(1) 競技日程の決定について
 国際オリエンテーリング連盟が提示した原案を基に、AOCが詳細なスケジュールを作成し、TDを通して競技団体と細部を検討して決定した。
(2) 会場利用計画等
 当初は秋田県立大学秋田キャンパス「光の広場」をスタート・ゴール地点として想定していたが、競技団体からの要請により同キャンパス陸上競技場に変更された。
 AOC運営本部室や競技役員控室等は共通施設棟内に設けたが、実際の競技会の運営はほとんど陸上競技場内で行われることとなった。
 また、陸上競技場内には仮設音響設備を設置した。
 競技用具については、コース内のチェックポイントであるコントロールフラッグや通過証明となるEカード等は競技団体が用意することとし、リザルトボードやスタート台等の大型物品についてはAOCが準備することとした。
(3) 運営体制
 支援職員、ボランティア等のスタッフを競技及び会場運営部の各業務班に配置した。
 なお、競技運営部は競技役員の指揮のもと、競技運営補助業務を行うこととなった。
 事前研修は計6回実施し、競技内容の理解と各業務の習熟を図った。
2.運営と結果について
(1) 競技運営
 スタートまでの手順が直前になって変更されたため、競技運営部の業務内容も当初の予定よりかなり専門的なものに変更されたが、大きな混乱もなく業務をこなした。
(2) 会場運営状況
 競技団体からの要請で、選手のバス輸送スケジュールが直前になって変更になったが、関係する各係とも臨機応変に対応した。
 メディア対応は競技団体の広報担当者が行い、大きなトラブルはなかった。
 記者会見については、ゴールした選手から随時インタビューが始まってしまい、AOCとしてはコントロールができなくなってしまった。しかし、当初から設定していた表彰式後の記者会見の場は確保し実施した。
 昼食は、県立大のカフェテリアでのビュッフェスタイルでの提供であったが、概ね好評であった。
 屋内施設内は一般観客立ち入り禁止とし、通門管理の要員も配置したが、選手の家族等の出入りなど制限しきれない場面もあった。使用施設の破損等は特になかった。
 ボランティアの欠席は、両日ともに皆無であった。直前での業務内容の変更や係によっては業務量に偏りがあったが、各々が能動的に仕事を行い、スムーズな運営に寄与した。
(3) 観客の状況と対応 
 競技両日の午後に行われたイベントへも500人近くの参加があり、多数の観客が観戦した。








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