日本財団 図書館


 
公式競技【コーフボール】Korfball
z0162_01.jpg
z0162_02.jpg
z0162_03.jpg
秋田大会実施種目・参加選手数
[男女混合]チーム戦
●参加選手数/97人(参加枠/96人)参加国・地域/6
●国際競技団体名:国際コーフボール連盟(IKF)
●本部所在地:オランダ
●加盟国(地域)数:34
コーフボール
8月18日(土)〜22日(水)/六郷町アスパル
8月17日(金) 公式練習
  18日(土) 予選リーグ
  19日(日) 予選リーグ
  20日(月) 予選リーグ
  21日(火) 決勝トーナメント
  22日(水) 決勝トーナメント
 
1.計画と準備状況
(1) 競技日程
 AOCと国際コーフボール連盟(IKF)の協議により、集客率アップのため、基本的に夜の時間帯に競技時間を設定した。コーフボールは世界選手権等でも夜の競技開催が多く、ワールドゲームズでも特に問題なく決定された。
 コーフボールは通常1日1試合が原則となることから、5日間の日程となった。
(2) 会場利用計画等
 アスパルは競技エリア以外のスペースが十分に取れないことから、隣接する六郷中学校の教室や体育館などを選手控室、VIPルーム、ウォームアップルーム等として借用した。
 アスパルの会場内には、選手のドレッシングルーム、IKF、AOCオフィス、プレスルーム等が設置された。
 また、本来コーフボール競技は20メートル×40メートルのコートサイズで行われるが、アスパルではそのスペースをとることができないため、IKFとの協議により19メートル×38メートルのコートサイズで行うこととなった。
 仮設設備としては、観客用に仮設トイレを3台設置、選手用の仮設シャワーを4台設置した。また、会場内の暑さ対策のために仮設クーラーを6台設置した。
 競技用具等については、コーフボール専用のポール、ゴールについては日本コーフボール協会で準備した。
 得点板等のバスケットボールと共用できるものはアスパルの備品を活用した。また、競技床面の装飾は六郷町実行委員会で行った。
 輸送バスの不足については、六郷町から小型バスを借用することとした。
(3) 運営体制
 競技役員、審判員については全てIKFの決定に従った。
 運営に携わる支援職員、ボランティアの研修については、リハーサルを含め4回実施され、業務の習熟を図った。
 通訳の不足が予想されたが、各チームにボランティア通訳を2名配置するとともに役員には主に雇用通訳で対応することとした。
2.運営と結果
(1) 競技運営
 運営上の変更、トラブルは特に無かった。
 競技進行については、IKFの対応が良く、常に10分前行動でスムーズに進行した。各選手控室は六郷中学校生徒がデコレーションを施し、選手の歓迎ムードを高めた。
(2) 会場運営
 競技記録の収集において、署名するべきジュリーチェアマンと事前ミーティングができなかったため、IKFでサインする公式記録のフォーマットが事前にMPCに送付していたフォーマットと異なるという事態があった。
 入力については、事前に選手情報を入手し作業していたため、特に問題なく行われた。
 施設管理に関しては、スタッフによるチェック、巡回警備と清掃、駐車場のゲート管理、適切な誘導により特に問題がなくすすめられた。スタッフの厳しい入場管理と警察官の常駐により、会場内は高いセキュリティが維持された。
 運営にあたっては、各班のボランティアが自分の業務を責任持って担当した。特に、難しい競技開催中の実況アナウンスもこなし、選手の食事やスケジュール管理、会場の環境整備、その他雑務も含め問題なく対応した。
 メディアについては、1日平均5社程度の報道関係者が来場した。受付で資料を配布し、取材に関し説明した。
 一部の報道関係者が選手・関係者ゾーンやIKFオフィス等で取材をしているとの報告を受け、厳しく注意を行った。
 記者会見については、最終日の決勝終了後に行い数社が取材をした。対象者は優勝チームの選手代表2人とコーチで、マイクを通じて場内の観客にも聞こえるようにした。
(3) 観客の対応
 連日500人以上の観客が訪れたが、ボランティアスタッフ、支援職員の丁寧な対応により、入場券販売から観客席への誘導、各種案内等、非常にスムーズな状況であった。
 








日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION