公式競技【空手道】Karate
秋田大会実施種目・参加選手数
[男子]組手/-60kg級、-65kg級、-70kg級、-75kg級、-80kg級、+80kg級、無差別級、形
[女子]組手/-53kg級、-60kg級、+60kg級、形
●参加選手数82人(参加枠96人)参加国・地域/28
●国際競技団体名:世界空手連盟
●本部所在地:スペイン
●加盟国(地域)数:165
空手道
8月18日(土)・19日(日)/秋田県立体育館
8月18日(土) |
公式練習 |
19日(日) |
男子-80kg級/女子-60kg級他 |
20日(月) |
男子+80kg級/女子+60kg級他 |
1.計画と準備状況
(1) 競技日程
AOCで決定した大会スケジュールを基に日程(案)を作成し、技術代表者(TD)、全日本空手道連盟、世界空手連盟に諮り決定した。世界空手連盟からのリクエストは特に無かった。
競技方法については、参加選手数が決定しているため、組手はプール方式(2グループに分けての総当たり戦)、形はトーナメントで実施されることとなった。これまでのワールドゲームズと異なるのは、形の判定が従来の採点制からフラッグ方式(旗での判定)へ変更された事である。
(2) 会場利用計画等
AOCで原案を作成し、競技団体より承認を得て決定した。
仮設設備は、当初の計画にはなかったが、暑さ対策として仮設エアコンをAOCで設置することとした。また、仮設スタンド(約700席)を天王町実行委員会で設置することとなった。
競技に要する用具に関しての手配は、秋田県空手道連盟に依頼した。
(3) 運営体制
競技運営はワールドゲームズルールに従い、競技団体が実施することを確認した。
AOCは、大会運営業務を担当することとし各業務班別にスタッフを配置するとともに、競技運営に関してもスタッフを配置して業務を補完することとした。
ボランティアについては、ボランティアの「やる気」を喚起するため、極力希望業務に配置できるよう配慮した。
スタッフの事前研修は、最終リハーサルを含め3回の計画を立てて実施した。
研修は、会場や競技の概要に関することから始め、スタッフ同士の交流なども設定しながら進められた。最終リハーサルは、競技開始式や運営業務の再確認を行い本番に備えた。
2.運営と結果について
(1) 競技運営
競技はスムーズにおこなわれ、時間的な遅れ等はなかった。また、選手変更などについては前々日の組合せ抽選で決定していたため、大きな混乱はなかった。
しかし、2日目の競技が開催される直前に、競技団体からスケジュールの変更が発表されたため、マスコミ等から戸惑いの声があがった。
(2) 会場運営
会場の設営は、準備要員が少なく、多少手間取ったところがあったが、大きなトラブルも無く進められた。
競技初日は、会場の状況が十分に把握出来ず、ボランティア等のスタッフが業務対応に戸惑った面が見受けられたため、ミーティングにおいて改善点や意見の交換を行った結果、2日目はほぼ円滑な対応がなされた。また、担当によって業務量にばらつきがあったが、各自が担当業務以外の仕事へも対応するなどにより、支障無く運営された。
会場施設の管理・整備については、天王町総合体育館や町婦人会、町交通指導隊の協力を得た。
報道対応については、支援職員(天王町職員)が担当し、混乱もなくスムーズに行われた。
(3) 観客の状況と対応
前売り券の販売が好調で、観客の入場状況に応じて当日券を販売したが、入場出来ない観客が多く見受けられた。
会場内でのトラブルは特に見受けられず、観客からの問い合わせなどについては会場整理係だけでなく、スタッフ全員が対応した。
また、観客の1人が階段を踏み外しケガをしたが、その他には大きな事故はなかった。