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公式競技【柔術】Ju-Jitsu
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秋田大会実施種目・参加選手数
[男子]格闘系/-69kg級、-77kg級、-85kg級、-94kg級 演武系/形
[女子]格闘系/-62kg級、-70kg級 演武系/形
[男女混合]演武系/ミックス形
●参加選手数/72人(参加枠72人)参加国・地域/15
●国際競技団体名:国際柔術連盟(JJIF)
●本部所在地:イタリア
●加盟国(地域)数:35
柔術
8月19日(日)・20日(月)/秋田県立体育館
8月18日(土) 公式練習
  19日(日) 組手男子69kg他
  20日(月) 組手男子77kg他
 
1.計画と準備状況
(1) 競技日程
 国際柔術連盟および全日本柔術競技連盟が提示した原案を基に決定した。
 競技のスケジュールについては、TDとの協議により作成した。
(2) 会場等利用計画
 大体育館に98畳の競技コート2面の設営のほか、練習会場の小体育館をはじめ館内全設備を利用することとした。
 試合コート用の畳は秋田市立体育館から、試合進行のためのタイマーも秋田県柔道連盟から借用、他は競技団体が準備することとなっていたため、競技準備に支障となることは無かった。
(3) 運営体制
 支援職員、ボランティア等126人のスタッフを各業務班別に配置し、運営体制を整えた。
 事前研修を4回実施したほか、2回の運営リハーサルを実施し大会に備えた。
2.運営と結果について
(1) 競技運営
 国際連盟と日本連盟との間で、競技運営に関しての意思統一が十分取れていなかったため、若干のトラブルが生じたが大きな問題とはならなかった。
(2) 会場運営
 会場の県立体育館は、今大会のために照明の改善、床の塗装替、その他施設内部の整備を事前に実施したことから、選手団からは「申し分ない会場」と絶賛を得た。
 十分な広さが無く、心配された駐車場については、事前の広報が行き届いたこともあって、苦情や混乱は無かった。
 運営ボランティアも初めての経験にも関わらず、班長の指示の下、自身の業務をよく理解し活動した。特に競技進行班の放送案内、選手管理班の語学ボランティアが選手との対応に活躍した。また県職員の支援は大会運営上大きな力となった。
(3) 観客の状況と対応
 日本で初めて開催される競技とあって観客の関心が高く、観客席はほぼ満席状況となり、チケットも「完売」と好評だった。
 連盟の希望により観客席と隣り合わせに選手控席を設置したことによって、観客と選手との交流の場となり、選手からサインをもらったり、一緒に写真撮影するなど和やかな場面も見られた。
(4) その他
 両日20社を超えるメディアの取材があった。日本生まれの武道で日本初の大会とあって国内のメディアの取材が目立った。
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競技視察に訪れた、ヘーシンクIOC委員(左)
・フローリックIWGA会長(右)
 








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