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公式競技【トランポリン】Trampoline
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秋田県大会実施種目・参加選手数
トランポリン[男子]・[女子]シンクロ、ダブルミニ
●参加選手数/60人(参加枠/シンクロ各12組、ダブルミニ各12人/合計72人)
●参加国・地域/19
●国際競技団体名:国際体操連盟(FIG)
●本部所在地:スイス
●加盟国(地域)数:120
 
公式競技【タンブリング】Tumbling
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秋田大会実施種目・参加選手数
タンブリング[男子]・[女子]個人
●参加選手数/16人(参加枠/各12人、合計24人)
●参加国・地域/13
●国際競技団体名:国際体操連盟(FIG)
●本部所在地:スイス
●加盟国(地域)数:120
 
スポーツアクロ体操
トランポリン
タンブリング
8月19日(日)〜21日(火)/秋田市立体育館
8月18日(土) 公式練習
  19日(日) 予選
  20日(月) 決勝
  21日(火) 決勝
 
1.計画と準備状況
(1) 競技日程
 国際体操連盟が提示した原案を基に組織委員会が詳細なスケジュールを作成し、TDを通して競技団体と細部を検討し決定した。
(2) 会場利用計画等
 スポーツアクロ体操では、メーンアリーナに体操用床1面を設置。練習及びウォームアップ用としてサブアリーナ2Fに競技会場と同一の競技フロアを設置した。
 タンブリングでは、メーンアリーナにタンブリングバーン1セットを設置。
 トランポリンではメーンアリーナにトランポリン2セット及びダブルミニトランポリン1セットを設置した。
 また、日程上、他の競技団体の練習日が重なるため、サブアリーナ1F卓球場を4つに仕切り、各競技役員等の控室・ミーティングルームにあてた。
 競技器具等については、スポーツアクロ体操の競技フロア及び練習用フロアは、秋田県立体育館備品の公認体操床2面を借用した。タンブリングでは、セノー(株)からタンブリングバーン1セットを借用。また、トランポリンの用具については、上山市トランポリン協会(山形県)からユーロトランプ社製トランポリン2セット及びダブルミニトランポリン1セットを借用した。
(3) 運営体制
 サブアリーナ1F会議室に会場運営本部を設置し、競技運営部(式典部兼務)と会場運営部(総務・報道広報担当及び施設・警備担当)に運営スタッフを配置し、大会運営体制を整えた。
 配置したボランティア及び支援職員の合同研修等を数回にわたり実施し、大会に備えた。
2.運営と結果について
(1) 競技運営
 競技運営はやや時間のロスがあったが、大きな混乱もなくほぼスケジュール通り進行できた。
 3競技同時開催のため競技会場のスペースに余裕がなく、競技団体の指摘により審判席の位置を移動するなど、競技会場レイアウトを変更して対応した。
(2) 会場運営状況
 選手・役員のバス運行について、大会に入ってから競技団体からの変更要請があり、運行時間・台数等に混乱がみられた。臨時バスの要請等で対応した。
 21日(最終日)に台風の影響で成田空港への臨時直行バスを出すことになり、バス時間にあわせて全日程を終了させるため、表彰式の短縮・記者会見の中止等で対応した。
 選手団の昼食提供のため昼食券を配布したが、審判団が別枠になるなど昼食数の把握が困難となり混乱が生じた。また毎日同じようなメニュー(サンドイッチ+果物)のため滞在期間の長い選手・役員には不評であった。
 また、メーンアリーナで練習終了後、開場までの時間が短く、1FフロアA席の準備・清掃等の時間が充分でなかった。
 1日に出されるゴミの量は予想以上に多く、清掃回数を増やすなどして対応した。
 メディアからは、カメラゾーンの変更(減少)等、メディアガイドとの相違についてクレームがあった。また、2種目の交互進行の部分でスタート順がわかりづらく、ホスト放送機関(NHK情報ネットワーク)の撮影に支障が出たため、競技団体・組織委員会を交えて調整会議を行い改善策を講じた。
 ボランティアの欠席数は、19日16人、20日14人、21日13人。業務によって出勤時間が違うため、全体での打ち合わせができず連絡事項等の徹底が難しい状況であった。ボランティアヘの指示・連絡は班長を通して行い、掲示板等を利用して徹底を図った。
(3) 観客の状況と対応
 当日券売り場に長時間並んでいる観客から、トイレが近くになく苦情があった。開場時の観客入場はスムーズで、心配された駆け込みによる事故等は特になかった。








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