日本財団 図書館


公式競技【新体操(種目別)】Rhythmic Gymnastics
z0150_01.jpg
z0150_02.jpg
z0150_03.jpg
秋田大会実施種目・参加選手数
[女子]個人・種目別ロープ、フープ、ボール、クラブ
●参加選手数24人(参加枠40人)参加国・地域/19
●国際競技団体名:国際体操連盟(FIG)
●本部所在地:スイス
●加盟国(地域)数:120
新体操(種目別)
8月22日(水)・23日(木)/秋田市立体育館
8月20日(月) 公式練習
  21日(火) 公式練習
  22日(水) 予戦
  23日(木) 決勝
 
1.計画と準備状況
 秋田市立体育館メーンアリーナ中央にセノー社製公認新体操マット1面を設置。練習会場のサブアリーナ2Fに競技場と同様のものを1面及びウォーミングアップ用マットを設置した。(予選・決勝日には練習場にマット2面を設置)
 また、日程上、他の競技団体の練習日が重なるため、サブアリーナ1F卓球場を4つに仕切り、各競技役員等の控室・ミーティングルームにあてた。
 会場運営本部はサブアリーナ1F会議室に設置した。
 事前のTD会議や体操関係競技連絡会議等において、[1] 競技別プログラムについては、体操関係5競技を1部にまとめて作成すること、[2] 競技団体開催協力交付金については、日本体操連盟が受領し各競技に配分することなどが決定された。
2.運営と結果について
(1) 競技運営
 大会直前まで選手変更があり、参加予定数(40)よりも少ない24選手のエントリーとなったが、競技運営上は大きなトラブルもなくほぼスケジュール通り進行できた。
 競技団体の指摘により、選手の入退場口を審判の視線にかからないようステージ側に変更した。また、1F観客(審判正面のA席)の競技中の入退場を制限した。
(2) 会場運営状況等
 選手役員のバス運行について、大会に入ってから競技団体からの変更要請があり、運行時間・台数等に混乱がみられたが、臨時バスの要請等で対応した。
 選手控席(3F観覧席)の仕切が不十分で、選手が一般観覧席に座っている場面がみられた。選手を含む外国人対応のため、場内整理係にも語学ボランティアの配置が必要であったと思われる。
 選手団の昼食提供のため昼食券を配布したが、審判団が別枠になるなど昼食数の把握が困難であった。また、毎日同じようなメニュー(サンドイッチ+果物)のため滞在期間の長い選手役員には不評であった。
 観客席で禁止されている200ミリを超えると思われる望遠レンズを使用した撮影者を発見し係員が注意したところ、トラブルが生じたとの報告があった。
 メディアからは、カメラゾーンの変更(減少)・メーンアリーナヘのメディア入口の不足等、メディアガイドとの相違についてクレームがあった。
 また、1日に出されるゴミの量が予想以上に多く、清掃回数を増やすなどして対応した。
 更に、メーンアリーナの照明を全灯するとエアコンの能力が追いつかず、室温がかなり高くなった。
 ボランティアの欠席数は、22日13人、22日16人。業務によって出勤時間が違うため、全体での打ち合わせができず連絡事項等の徹底が難しい状況であった。
(3) 観客の状況と対応
 当日券売り場に長時間並んでいる観客に対して、トイレが近くになく苦情があった。








日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION