公式競技【フライングディスク】Flying Disc
秋田大会実施種目・参加選手数
[男子]・[女子]ディスクゴルフ(シングルス)[男女混合]アルティメット
●参加選手数/72人(参加枠/ディスクゴルフ:男女/各6人、合計12人、アルティメット:1チーム男女各5人×6チーム計72人)参加国・地域/8
●国際競技団体名:世界フライングディスク連盟(WFDF)
●本部所在地:アメリカ
●加盟国(地域)数:50
フライングディスク
ディスクゴルフ : 8月17日(金)〜18日(土)/秋田県立中央公国ディスクゴルフコース
アルティメット : 8月19日(日)〜21日(火)/秋田県立中央公園球技場
ディスクゴルフ : |
8月14日(火) |
公式練習 |
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15日(水) |
公式練習 |
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16日(木) |
公式練習 |
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17日(金) |
予戦 |
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18日(土) |
決勝ラウンド |
アルティメット : |
8月18日(土) |
公式練習 |
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19日(日) |
予選 |
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20日(月) |
予選 |
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21日(火) |
決勝トーナメント |
1.計画と準備状況
ディスクゴルフでは、男女別組でマッチプレーで勝ちホールを競う総当たりリーグ戦、また、アルティメットでは、男女混合の6人制(男3人、女3人)で、時間制(前半45分−ハーフタイム10分−後半45分)を採用し、総当たり戦を実施することとなった。
これを受けてTDとの打ち合わせを重ねる中で、競技運営スケジュール等の検討、準備や役割等の確認を行ってきた。
IFは宿泊場所について、当初秋田市内のホテルを希望していたが、協議の結果、会場の至近距離にあるクリプトンとトレーニングセンターに決定した。表彰式会場も当初予定されていたワールドゲームズプラザから競技会場に変更された。
競技コース及びコートの設営及び競技関連の用具については競技団体が準備し、AOCでは、大型得点掲示ボードやスポーツタイマー、テントなどの準備及び競技用具運搬を行うこととした。
その他の用具等については、既存施設や競技会場にあるものをできるだけ活用し負担の軽減を図った。また、競技会場及び周辺環境の整備等については県立中央公園の協力を得た。
7月中旬の現地調査及び最終打ち合わせで、バス輸送時間の確認、宿泊の部屋割り、表彰式の仮設ポール位置、開始式・表彰式の次第、トラベルプランの確認等を行った。
2.運営と結果
(1) 競技運営
・ディスクゴルフ
8月10日には競技用具も搬入され、ディススクゴルフコースの設営にとりかかった。
競技役員とのコース確認で13番ホールのコース設定の変更があった。
ホールとホールとの間に距離があるところや競技本部と遠いところがらの移動については、選手の疲労軽減、競技時間短縮のため、移動に車を利用するなどの対応を行った。
県立中央公園スポーツゾーンを使ったディスクゴルフ会場は、全18ホールの広大でタフなコースとなり、さらに猛暑が加わったことから、選手、ギャラリーとも汗だくの競技・観戦となった。
・アルティメット
選手のけが等で大会ぎりぎりまで登録選手の入れ替えがあった。
選手たちの疲労度も考慮して、開始式は行わず、予選の試合時間は前後半40分と変更決定された。
日程の関係で、1日3試合や、次の試合まで1時間の休みもなく続けて試合を行わなければいけないハードスケジュールのチームもあった。事前に判明していたことであり混乱はなかったが、選手たちの疲労は予想以上に激しいものがあった。
アルティメット関係者の宿泊先であるトレーニングセンターは、昼食をランチボックスにしたり、選手たちをバスで食堂まで輸送する等の急な要請にも快く協力してくれた。
また、砂塵が舞うようになった競技3日目には、朝早くには水をまくなどして少しでも良い環境で試合を行えるようにとの施設側の協力もあった。
(2) 会場運営
フライングディスク競技の運営に従事したボランティアおよび支援職員は、猛暑の中で与えられた以上の業務をこなし、スムーズな競技運営を支えた。また秋田県フライングディスク協会員の協力も大きな力となった。
メディアヘの対応は、競技団体が担当し、表彰式終了後の記者会見も滞り無く実施された。
(3) 観客の状況と対応
両種目とも予想を上回る観客が訪れ、大勢の子供たちが選手に声援をおくり、外国の選手たちと触れ合う場面も見られた。
ワールドゲームズで行われたディスクゴルフ、アルティメットはフライングディスクの公式種目10のうちの2種目であるが、審判のいないセルフジャッジによって行われる競技であり、スポーツ本来の姿を見てもらったと考える。