公式競技【ブールスポーツ】Boules Sports
秋田大会実施種目・参加選手数
[男子]スポールブール:プログッレシブ(ダブルス),ペタンク:(トリプル)
「女子」スポールブール:プログッレシブ(ダブルス),ペタンク:(ダブルス)
●参加選手数/54人(参加枠/計6チーム、54人)参加国・地域/14
●国際競技団体名:世界ブールスポーツ連合(CMSB)
●本部所在地:モナコ
●加盟国(地域)数:70
ブールスポーツ
8月17日(金)〜19日(日)/ワールドゲームズプラザ
8月17日(金) |
公式練習・予選 |
18日(土) |
予戦 |
19日(日) |
決勝 |
1.計画と準備状況
(1) 競技日程等
スケジュールについては、世界ブールスポーツ連合(CMSB)、日本スポールブール連盟(FJSB)、日本ペタンク連盟(FJP)とAOCで協議の上、決定した。
(2) 会場利用計画等
ブールスポーツ競技は、ワールドゲームズプラザ(旧日赤病院・婦人会館跡地)で行われた。競技を行うための施設ではないため、ブールスポーツ会場内には競技運営に必要なコート・各種控室等はなく、すべて仮設で対応した。更に、選手控室については隣接するホテルの一室を借り上げた。
なお、実施計画では観客席数は仮設スタンドで500席としていたが、コート等のレイアウトの結果、会場が狭かったため、仮設スタンド300席とし、不足分はパイプ椅子で対応することとした。
また、競技を行うための施設ではなかったため、競技に必要な用具はすべて新たに準備しなければならなかった。競技団体が競技に必要な用具(ボール、ボールスタンド等)を準備し、AOCはコート・運営用テント・仮設スタンド等会場の整備を担当することとした。
(3) 運営体制等について
運営体制のうち、競技運営部分はCMSB、FJSB及びFJPが担当し、補助的業務 (コート整備補助等) をAOCで行うこととした。競技以外の会場運営業務 (警備、清掃等) はAOCが担当することとした。なお、競技団体関係者の受付については秋田県スポールブール連盟の協力を得ることとした。
2.運営と結果について
(1) 競技運営
スケジュール変更及び試合の遅れ等が若干発生したが、全体に影響するほどのことはなくスムーズに運営された。ただ、競技運営で最も支障となったのが隣接するお祭りステージ・広場からのいろいろな音響であり、選手の集中力がそがれるなどの影響があり、選手及び役員、観客からたびたび苦情が寄せられた。そのため、音量などを規制するように申し入れた結果、一部プログラムの変更など若干の改善はみられたが、根本的な解決にはならなかった。
(2) 会場運営
会場準備から大会本番の4日間(一部は5日間)は快晴続きで、直射日光下の暑い中での業務となったが、運営スタッフは与えられた業務を確実にこなしながら、休憩時間には他の業務を手助けする積極的な姿が随所にみられた。
中でも、ボランティアの半数近くを占めた高校生たちは、積極的に業務をこなし大きな力となった。
また、連日、国内外合わせて10社程度のメディアの来場があった。求めに応じて速報の配布や各種問い合わせへの対応を行った。概ねルールに沿っての取材活動が行なわれ、特別なトラブルの発生は無かった。
(3) 観客の状況と対応について
連日、多数の観客の他、他競技の選手関係者も多く来場し、300人収容の観客スタンドはほぼ満席となることもあったが、係員の指示・誘導により混乱は特に発生しなかった。観戦・応援の観客のマナーも良く、競技団体も時折競技状況の解説を行うなど、サービスに努めた。