ボランティアおよび民間業者の語学研修
1.目標
英語をはじめとする外国語の会話能力があるボランティアに対し研修を実施し、その語学力を一層高める。また、タクシー、小売店、銀行、郵便局、ホテルなどの従業員に対しても、基本的な英会話研修を実施し、外国人の利用者に対応できるようトレーニングを行う。
2.体制
総務部渉外班がこれらの研修事業を所管し、研修計画に基づいて準備・実施した。
3.募集と教育
ボランティア登録者に対しては、2000年4月から、英語に加え、フランス語、ドイツ語、スペイン語、ポルトガル語、ロシア語、中国語、ハングルの7ヵ国語について、全県最大12市町村において毎週1回、1時間から1時間半の研修を実施した。講座数は計115、延べ受講者数は約1,600人であった。
各業種の従業員に対する英会話研修については、2000年9月より各企業からのリクエストに応じて実施し、県内11市町村において延べ290講座を開講、約1,700人が参加した。
4.まとめ
ボランティアの語学研修については、英語は希望者が多数あり講師や会場の確保が困難となるケースもあった。一方、逆にイタリア語などは講師が確保できず、実施できなかった。
業種別の英会話研修は、1年以上前から研修を実施していたが、業務の合間をぬって参加している状態で継続的な学習が困難であった。企業側の協力体制にもよるが、大会直前に一定期間集中的な研修が行えれば、より効果があがったのではないかと思われる。
実施概要
  |
受講者数(延数) |
講座数 |
開催市町村数 |
業種別英会話研修 |
1,696 |
290(延べ) |
11 |
ボランティア語学研修 |
1,580 |
115(開講数) |
(最大)12 |