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さわやか活動報告ニュース&にゅーす
活動日記(抄)〈2001年8月1日〜8月31日〉
函館で地域たすけあい研修会開催
平塚で地域通貨体験ゲーム
組織づくり支援グループ
【8月3日】
 財団会議室において、日本自転車振興会公益事業部事業調査課より、上野調査係長及び獅子山係員が来所され「平成12年度補助金の額の確定に関する調査」があり、経理関係及び事業に関する書類等を確認された。日本自転車振興会に関する書類は他の助成団体に比べると量が多いとされているが、今回の調査も特に不備はなく無事、確定をいただいた。
(木原)
【8月4日】
 神奈川県相模湖町(さがみ湖リフレッシュセンター)において、神奈川県「地域福祉推進モデル事業」の一環として、ワークショップに先駆ける学習会を行い講演。ミニデイを展開している方のビデオを見たり、「助けられ上手」ゲームを参加者全員で行った。「地域で支え合うことは難しいことではない」との参加者からの声もいただいた。
(木原)
【8月7日】
 神奈川県平塚市(なぎさふれあいセンター)において、地域福祉推進モデル事業が開始。市内花水地区を対象に、参加者は30名。オープニングとして「モデル事業とは何か」。また、参加の動機や福祉に対する期待をディスカッション。コミュニティづくりをワークショップ形式で展開していく予定。
(木原)
【8月17日】
 「地域通貨委員会」第4回目の開催。10月と11月に開催予定の地域通貨指導者養成研修会のプログラム内容について検討する。様々な地域通貨の目的・取り組みについて、2日間という研修会の限られた時間内で理解してもらえるよう、「ふれあいゲームキット」の体験、地域通貨実践者の事例発表などを盛り込み、参加者の疑問・質問に答えられる時間も設定する予定。
(松宮)
【8月24日】
 日本自転車振興会補助事業として、北海道函館市(函館勤労者総合福祉センター)において、地域たすけあい研修会を開催。午前は渡島支庁社会福祉課金沢主査より「介護保険事業所の調査から見える問題点」、また、函館市老人福祉課磯部課長より「市内の高齢者対策の現状と将来の見通し」、さらに、NPO法人シーズネット岩見理事長より「変わり行く社会」と題し、それぞれ講演。昼食後は、宅老・ホームヘルプ等サービス別に事例発表を行い、後半に3分科会に分かれて学習。参加者の中には講師に食い入るように聞き込み熱心な方もいた。
(木原)
【8月28日】
 平塚市花水地区で進められている福祉コミュニティづくりグループのワークショップにおいて地域通貨の「助けられ上手・助け上手体験ゲーム」を行う。約30名の参加者を4グループに分け、ゲームの最後に全員から意見・感想を発表してもらった。「こんなに自分が「助けてもらえること」「助けてあげられること」があるとは…」など多くの貴重な意見を、今後は財団から情報発信していきたい。
(松宮)
利用者にとって何が一番良いサービスか?
―これが地域協同の原点―
(新潟の協同シンポから)
千葉版地域協同シンポを12月に開催予定
地域協同推進プロジェクト
【8月2日】
 「地域協同研究会」(長野)に出席。NPO「ヘルスケアながの21」理事長の林兼道さん(初参加)から勤労者マルチライフプランについて「サラリーマンもNPOをつくったら?」と新鮮なご意見が出たり、「JAながの」福祉課小川和子さんからは現場の活動体験を基にした報告があったりなど、参加者(市、市社協、生協、青年会議所ほか)それぞれの立場で良い勉強になった。
(丹)
【8月17日】
 12月12日に予定している千葉版地域協同推進シンポジウムの準備で、千葉県社会福祉協議会(地域福祉部杉田慎一郎部長、香取達子参事ほか)、千葉県庁(健康福祉部秋山千里地域福祉推進室長ほか)、JA千葉中央会(農業振興部村田千枝子副調査役)などを訪問。ビルの間に入道雲がそびえる夏休みシーズンにもかかわらず、(だからこそ?)皆さん前向きに、じっくり耳を傾けてくださった。おかげで、歩き回って汗をかいたが後に爽快感が残った。
(世古口、丹)
【8月22日】
 新潟市で、「新潟県JA地域福祉対策セミナー」に出席。JA新潟中央会が主催で新潟版の地域協同推進シンポジウムとして開催されたもの。基調講演(当財団理事長堀田力)で強調された「利用者本人にとって何が一番良いサービスかを考えれば…当然地域ネットワークということになる」は、パネリストの河田珪子氏(新潟市福祉公社まごころヘルプ室長)の発言、「何とかしたいという気持ちさえあれば、自然に地域での連携という考えにたどり着く」とまったく同じ。「地域協同」は時代の流れであり、地域のニーズでもある。
(丹)
【8月27日】
 横浜市の県民活動サポートセンターで、「神奈川県ボランタリー活動推進基金21」の審査会・幹事会合同会議。会長を務める当財団の堀田理事長の采配で、募集要項、審査基準などの細目が煮詰まり、9月の募集開始へ向け展望が開けてきた。県民の期待が大きいこと、他県からも注目されていること、さらに会議がすべて公開であることなどから、議論に熱がこもる。終わってみれば時刻はとっくに午後9時を過ぎていた。
(丹)
 
ネットワークで安心して暮らせる地域づくりを!
地域協同推進シンポジウム・千葉のお知らせ
 安心して暮らせる地域をつくっていくには、地域のNPO・市民団体と社協、農協、生協の助けあい活動との連携が欠かせません。では、具体的にどうすればよいか。これをテーマに、「千葉県たすけあい連絡会」で連携しながら、実際に活動しているそれぞれの団体から体験を踏まえた報告をいただきます。基調講演は当財団理事長の堀田力です。
日時: 12月12日(水) 午後1時〜4時30分
場所: 千葉市蘇我勤労市民プラザ 予定人員300名 入場無料
お問い合わせ: さわやか福祉財団地域協同推進プロジェクト 丹・世古口まで
配食サービスプログラムを試験運転
コンピュータシステム開発グループ
【8月31日】
 たすけあい遠州(代表者、稲葉ゆり子氏、静岡県袋井市)の配食サービス「今晩のごっつおう」をコンピュータシステム開発グループでシステム化を試みた。現在、たすけあい遠州で総合テストを試行中。テスト終了次第、システム内容を紹介したいと思いますので、活用ご希望の方はお申し出ください。なお、このシステムは、たすけあい遠州用に開発したものであり、他の団体で使用する際はカスタマイズ(団体用に調整)が必要となります。
(北崎)
勤労者も社会参加を ―マルチライフ協議会が各地で開催 山口・京都
台風の中、第7回スクールボランティアサミツトに約190人が参加
社会参加システム推進グループ
【8月2日】
 山口県の勤労者マルチライフ支援事業推進のための協議会にオブザーバーとして出席した。事業の成否如何はこの協議会次第といっても過言ではない。山口県はへそのない県といわれるが、その分参加企業が特定の地域に偏らず、バランスがとれているのが特徴。企業の社会貢献については1990年から取り組んでおり、経営者協会の意識も高い。さらに大学の先生がメンバーに入っているのもユニーク。11月に小生が講演させていただくことになっているが、どこまで進捗しているか、今から楽しみ。
(蒲田)
【8月9日】
 京都府の勤労者マルチライフ支援事業推進のための協議会にオブザーバーとして参加した。京都は常にオンリーワンを志向する土地柄。経営者協会専務理事のリーダーシップとNPOの若手リーダーのフットワークの良さがきっと何かを生んでくれると信じている。
(蒲田)
【8月19日】
 知的障害児の余暇活動支援を行っている神奈川区ホリデースクールが、地域の誰もが楽しめる手作りコンサート「神奈川区サマーホリデーコンサート」を開催した。詳細は本誌付録版ニュース&にゅーすをご参照ください。
(悪原)
【8月22日】
 第7回スクールボランティアサミットを開催。参加者は189人、申込309人。参加率61.2%。台風11号の関東地方直撃の日という、最も最悪な日の開催となり、申込者が参加してくれるだろうかという不安で、胃の痛む思いをしながら開会の時間を待っていたが、雨に濡れながらも多数の参加者に来ていただいて、ほっと一安心。9時30分開始を10分遅らせての開会となった。アンケートでも、多くの方々に高い評価をいただき、開催して良かったと胸をなでおろしたサミットであった。内容については本誌P24〜をご覧ください。
(有馬)
【8月24日】
 「第10回全国ボランティアフェスティバルかながわ」のイベントの一部として、「サッカーさわやか広場」の開催が決定し、9月23日の開催に向けて鋭意準備を進めている。大勢のお年寄りを開催会場にお招きする方法は今回初めてであり、安全にご案内するために、いろいろと気遣っている。通常よりも人手が要るため、日産自動車・社会文化室にボランティアの要請をさせていただいたところ、早速社内インターネットで募集をしていただき、開催地横浜にお住まいの社員の方20名が参加してくださることになった。心強く感謝している次第。
(吉田旭)
介護相談員養成研修が東京でスタート
NPO支援税制について要請書を提出へ
第6回有識者会議
ふれあい社会づくりグループ
【8月13日】
 全国移動ネットの市川笑子会長、鬼塚正徳事務局長、横浜移動サービス協議会あおばの中野雅司氏の面々を、市民互助団体全国協議会(市民協)と福祉交通支援センターにご紹介。移動ネットができてから約3年半、毎回総会や会議のご案内をいただくが、出張と重なっていつも欠席となってしまうことのお詫びと納涼会を兼ねて一献。
(奈良)
【8月20〜23日】
 2001年度の介護相談員養成研修事業も幕開け。全国で全12回の研修を行うこととなっており、東京での開催は5回。その第1回目の前期研修は杉並区高井戸の高齢者痴呆介護研究・研修東京センターで3泊4日の日程。台風11号の余波を受けて講師の確認などでスタッフはバタバタ。2日目の朝一番の講師の約1時間遅刻があったり、大雨でびしょぬれの受講生続出などで大変でした。
(高田、鈴木、久保)
【8月27日】
 NPO支援税制有識者会議第6回を財団会議室で開催。9月末に向けて認定要件の緩和、みなし寄付の実現などの要請書を提出することに決定。なお、認定要件の緩和などは来年度の税制改正要望案件となる見込みのため、有識者会議としては一時休止することになる。なお、これに先駆けて、23日夜、シーズの松原氏、市民協田中氏とシーズで打ち合わせ。
(奈良)
「ふれあい型」グループホーム案内書全面改訂に向けて
グループホーム推進グループ
【8月3日】
 ふれあい型グループホーム案内書の全面改訂に備えて、グループホーム推進委員会の秋山委員(田園生活館)を中心に、午後1時から財団内で企画委員会を持った。「今高齢者である人だけでなく、これから高齢者になる人へ」をキーワードに、若年層の感覚を取り込むための具体的な方策について相談を進めた。「将来こんなグループホームができたら入ってみたい」というような視点から企画を立てられるように考慮したい。
(山村)
【8月28日】
 「共生型すまい全国ネット」事務局で、第4回地域支援部会を開催。「共生型すまい」づくりを推進するための共同企画、また募集・運営のモデル事業をすすめていこうという方針を検討した。また、グループリビング、グループホームなど、いろいろな用語が使われているので、ある程度「規定性」のある用語を開発していってはという考え方について、前向きに話し合うこと等を決定した。
(鈴木)
【8月29日】
 飯田橋セントラルプラザで「共生型すまい全国ネット」調査研究部会開催。共生型すまいとグループリビングについてのライフスタイルのかかわりについて、いろいろな意見が活発に出された。生活の共同性の高さと個々の自立とのバランスをどう考えていくかが変わらぬ問題であること、そしてクリアして行く必要性が論じられた。
(鈴木)
【8月30日】
 藤沢市のCOCO湘南台での勉強会に出席。改めて自立と共生についてもう一度考え、新しいCOCOをつくるために、具体的にできることから動いていこうという話し合いが行われた。所有するアパートをグループホームにしたい人、又、土地を利用してグループリビングを建てたい人など、出席者も多方面に広がっていき、今後も一緒に勉強しながら進んでいきたい。
(鈴木)
小泉総理宛に提言書 高連協
ボランティア国際年・メッセージキャンペーン
渉外代表
【8月20日】
 小泉内閣総理大臣に、高連協が高齢者市民の立場から「「社会保障制度改革」に関する提言」を提出した。
(和久井)
【8月27日】
 2001年ボランティア国際年推進協議会が、山崎、堀田両代表と内閣府他関係省庁との連絡会を行い、「メッセージカード・キャンペーン」が正式に提案された。2001万人に呼びかけ、12月に1万本のボランティアの木をつくり、普及活動につなげる。
 文部科学省、総務省等が積極的姿勢を示している。民間団体のチャンネルも多岐にわたる。私は、財務委員長として財団の企業スタッフ、明治生命の青木氏の協力を得ながら夏休み返上で資金集めをした(関連→本誌付録版ニュース&にゅーす)。
(和久井)
群馬県下で自治体関係者と意見交換
自治体プロジェクト
【8月17日】
 群馬県・地域振興課、県民生活課、高齢福祉課、県社協を訪問。地域ケア政策、共生型グループホーム、N PO推進活動、勤労者マルチライフ事業、社協のあり方等について意見交換する。財団の地域プロジェクトも多岐にわたり庁内にネットワークを広げる。
 また、前橋市・介護保険課を訪問。高齢者と子どもの共生の場づくりも計画されている、我が思いが広がっていく。
(和久井)
【8月21日】
 太田市・介護サービス課、市民そうだん課。県下初の市NPOセンターが公設・民営で開設された。青木市長のNPO推進指針により、NPO法人が、図書館等市の公共施設の運営にかかわっている。
(和久井)
創立10周年に向けたホームページ企画…
広報・企画グループ
【8月24日】
 9月に行われる役員会に向けて、2002年度の予算概案提出締め切り。広報・企画グループとしては、従来に引き続き「情報誌発行事業」「啓発普及事業」「財団プロモーション事業」の3つを展開する予定で個別に数字を固めていったが、限られた予算でどう効率的に事業をすすめていくかはどのグループも知恵の絞りどころ。「さぁ、言おう」については、好評のアンケート特集を継続しながら、地域の情報も掲載していく予定。今後もどうぞご意見・ご感想をお寄せください。
(清水)
【8月28日】
 当財団のホームページ制作会社と内容刷新について打ち合わせ。さわやか福祉財団は任意団体設立以来この11月で10周年を迎えるが、それと併せて発足以来のさわやかパートナーの皆さんなどのお写真を何とかご紹介できないかと画面企画を相談。この号が皆様のお手元に届くころには、何らかの新しいページができている(たぶん?)はずなので乞うご期待ください。
(清水)
 
「さわやか懇話会」を開催します
●2001年12月19日(水) 仙台
●2002年1月18日(金) 福岡
 さわやか懇話会は、各地のさわやかパートナーの皆様を対象に開催しています。いずれも近隣の皆様には個別に案内状を差し上げていますので、どうぞ奮ってご参加ください。
助成事業完了報告に基づく事業調査
無事終了
財団運営グループ
【8月3日】
 2000年度の日本自転車振興会補助事業について提出した完了報告に基づいて「補助金の額の確定に関する調査」を事業調査課調査係員2名により受けた。
 この調査は事業の遂行と補助金の使用について、それぞれ適正に行われているかという観点から行われ、当財団の業務処理は日頃経理ボランティアが的確にしていたこともあり、指摘された問題は何もなく終了した。
(平山)
事務所だより
●所員16名が参加するサッカーくじの愛好会「クラブtoto」。
 ある晩、同クラブを率いる(よ)氏から「ついに1等、配当は乞うご期待」とメールが。「ムヒヒ、せめて50万くらい?」とぬか喜びする面々。しかし結果は…。最近ハマっている韓国エステ代にはなったけどネ。それと、1割は財団への寄付も忘れません。●この会館の正面玄関は夜8時で閉鎖。「最近正面玄関から帰ってない」と研修生の(か)氏。たまには大手を振って定時に帰ってね!(な)








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