第4分科会 小学部以降の言語指導
討議の柱
[1]手話の指導
[2]日本語の指導
[3]読書と文字情報
共同研究者 鳥越 隆士(兵庫教育大学)
司会 広中 嘉隆(奈良県立明目香養護学校・元奈良県立ろう学校)
山田 郁代(石川県立ろう学校)
レポート
「小1まで口話指導を受けた児童(現小3)への手話活用の指導」
前田 芳弘(東京都立品川ろう学校)
「自立活動におけることばの学習」
岩戸 真紀(東京都立江東ろう学校)
「小学部国語科の取り組み」
浜村 美香・池頭 一浩(広島県立広島ろう学校)
「龍の子学園小低部での取り組み〜手話で話す力を伸ばす・手話ビデオの作成〜」
榧 陽子・竹内かおり(龍の子学園)
課題
第4分科会「小学部以降の言語指導」は、昨年から新設された分科会です。この分科会が新しくできた背景には、各ろう学校での手話の認知が一定すすみ、「手話を取り入れるべきかどうか?」または「手話をどのようにして取り入れるか?」という段階から、実際に手話を取り入れることを前提として、「手話と日本語という二言語を実際にどのように活用すればより効果的な指導ができるか?」を論議する段階に入った、という認識があります。 具体的な指導事例を交換し合うことで、今後のろう教育の方向性を指し示すような問題提起や討論ができれば、と思います。
1日目
司会:広中(奈良県立明日香養護学校)
この分科会は昨年できた。昨年は方法において手話の学校、口話の学校とあったが、今年は4本とも手話を使った指導のレポートである。手話による言語指導に絞って討議を進めていきたい。