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グリーン経営推進チェックリスト
1 環境保全のための仕組み・体制の整備

記入の手引き
・環境保全への取組を進めるためには、まず、企業として何のために、何を目的に取組を進めるかなどを会社の方針(環境方針)として示したうえで、取組のための責任者や組織、権限等を決めてください。また、実際に環境保全の取組を行うのは従業員のみなさんですので、従業員に対する環境教育を行ってください。
 
【環境方針】
・環境方針とは、環境保全に関する経営方針を文書にしたものです。
・環境方針には経営方針の中に環境保全への取組を盛り込んだものと、独立した方針として示したものとがあります。
・環境方針の内容としては、まず、環境に関わる法規制を守ることを明確にしたうえで、自社の体制に合った自主的な取組に関する方針を盛り込むのが一般的です。
 
【推進体制】
・推進体制とは、ここでは、環境保全への取組を進めるための管理責任者、責任者を補佐する組織、それぞれの責任や権限を指します。
・企業の規模によっては、管理責任者のみの場合がありますが、管理責任者を補佐し、従業員の取組をリードする組織を置く場合もあります。
・環境保全への取組をうまく進めるためには、管理責任者等の責任や権限、役割について、社内報や掲示、回覧等で従業員に周知してください。
 
 
【従業員に対する環境教育】
・環境教育の内容として、まず、環境に関わる法規制や行政指導の内容、車両の運行による環境への影響、エコドライブの必要性などがあります。
・一人ひとりの従業員が環境問題に関心を持ち、自主的に取組を進めるため必要な環境に関する一般的な知識や情報も重要です。
 

チェックリスト
【環境方針】
□ 会社、事業所等の環境保全への取組を示す環境方針を策定しており、環境方針には法規制の遵守など基本的な取組が示されている〔レベル1〕。
□ 環境方針には法規制の遵守に加えて自主的・積極的な取組を定めている〔レベル2〕。
□ 環境方針は、環境保全への取組状況をもとに、定期的な見直し、改善を行っている〔レベル3〕。
 
【推進体制】
□ 環境保全に関する管理責任者及び必要に応じて環境保全を推進するための組織を定めている〔レベル1〕。
□ 管理責任者や組織を従業員に周知し、役割、責任、権限を明確にしている〔レベル2〕。
□ 取組の結果を見ながら、組織や役割、責任、権限の見直しを行っている〔レベル3〕。
 
【従業員に対する環境教育】
□ 環境に関わる法規制や行政指導の内容等を従業員に伝達している〔レベル1〕。
□ 環境意識の向上を図るため、環境方針の徹底や環境に関する一般的な情報の伝達等を定期的に行っている〔レベル2〕。








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