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4.2 乱流
乱流クロージャーモデルについて

4.2.1 基礎方程式について

レイノルズ式

   

    

簡単のため、ANEMOSは乱流エネルギーの2倍であるを予報
する。またレベル3の仮定から、拡散は生成、消滅項より1オーダー小さいとする。
(ただし、水平拡散は考慮する)


さらに、乱流フラックスは渦粘性係数で表すことができるという仮定を使い、フラ
ックス項を簡単化して次式を使用する。

    

上式によって乱流エネルギーを求めることができ、局所的拡散係数を求めるこ
とができる。たとえば温度の違うところへ風が吹いてるとき、渦粘性係数の違い
による乱れなどの発生を表現できる。









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