3 岡山市における「協働のまちづくり条例」
岡山市では、協働のまちづくり条例が検討されている。基本理念として、市、市民及び非営利公営活動団体による協働となっており、主体の順番から単純に判断すると、行政中心の視点でまとめられている感が否めない。
重要な部分の抜粋は次のとおりである。
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目的 |
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非営利公益活動団体の自主性及び自立性を尊重しながら、その知恵と力を最大限に生かした協働のまちづくりを進め、豊かで活力ある地域社会の実現に寄与する。 |
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基本理念 |
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(1) 市、市民及び非営利公益活動団体は、非営利公益活動が豊かで活力ある地域社会の実現に寄与する役割を認識し、それぞれの責務と役割のもとに協働してまちづくりを進めるものとする。 |
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(2) 市が非営利公益活動団体を支援するに当たっては、非営利公益活動団体の自主性及び自立性が尊重され、支援の内容及び手続が公平かつ公正で透明性の高いものでなければならない。 |
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市の施策 |
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市は、基本理念に基づき、その責務を果たすため、この条例に定める支援措置を講ずるほか、非営利公益活動団体が市と協働してまちづくりを進めるための環境整備に資する支援の充実に努める。 |
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