ウ 行政との関係
[1] 具体的に関わりのある窓口(市が最も多く、分野別では保健・医療・福祉関係が多い)
具体的に関わりのある窓口については、静岡県全体と同様に藤枝市(地元の市)が79.0％と最も多い。次に、「静岡県」が25.0％で続いている。分野別にみると、保健・医療・福祉関係と児童・青少年関係が30団体以上と多くなっている。また、生涯学習関係、管理関係、産業関係、スポーツ振興関係と、10団体以上が係わりを持っている。
図表3−43 具体的に関わりのある窓口
図表3−44 分野別の具体的に関わりのある窓口
[2] 藤枝市との関係(半分以上が市の指導・支援を受けており協調関係)
藤枝市との関係については、「市から団体の活動について指導・支援を受けている」が、静岡県全体と同様に最も多く、53.2％である。「市の業務を代行・受託している関係にあり、対等なパートナーシップを保っている」は16.9％と、静岡県全体に比べ4.0％少ない。逆に、「現在は市との関係はないが、今後は連携して事業を実施したい」(11.3％)、「市への政策提言や支援活動を行っている」(10.5％)は、静岡県全体よりも4％以上多くなっている。
19名以下の団体は、「市の業務を代行・受託している関係にあり、対等なパートナーシップを保っている」「市への政策提言や支援活動を行っている」の比率が低いが、そのような関係を持っているものもある。また、「現在は市との関係はないが、今後は連携して事業を実施したい」という希望を持っている比率が平均より高い。また、「市の業務を代行・受託している関係にあり、対等なパートナーシップを保っている」は200名以上の団体が最も多い。
活動分野別にみると、「市の業務を代行・受託している関係にあり、対等なパートナーシップを保っている」と「市への政策提言や支援活動を行っている」が比較的多いのは、まちづくりの推進と環境保全分野である。「現在は市との関係はないが、今後は連携して事業を実施したい」という回答は、保健・医療・福祉分野で多い。
図表3−45 藤枝市との関係
図表3−46 会員数別の藤枝市の関係
| 正会員合計 |
〜19名 |
20〜49名 |
50〜99名 |
100〜199名 |
200名〜 |
合計 |
| 市から団体の活動について指導・支援を受けている |
24 |
16 |
7 |
5 |
12 |
64 |
| 市の業務を代行・受託している関係にあり、対等なパートナーシップを保っている |
4 |
5 |
3 |
1 |
7 |
20 |
| 市に関する政策チェックを行っており、緊張・対立関係にある |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
| 市への政策提言や支援活動を行っている |
3 |
6 |
0 |
2 |
2 |
13 |
| 現在は市との関係はないが、今後は連携して事業を実施したい |
10 |
3 |
1 |
0 |
0 |
14 |
| 市とは関係を持ちたくない |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
| る |
2 |
1 |
1 |
0 |
0 |
4 |
| その他 |
8 |
0 |
1 |
0 |
0 |
9 |
| 合計 |
51 |
31 |
13 |
8 |
21 |
124 |
図表3−47 活動分野別の藤枝市との関係
