身体を洗い清潔な布に身をくるみ「あなたの人生は、立派だった。決して人に踏まれたり、忘れられたりする人生ではなかった」と語り、その人の信仰のままに―ヒンズーであれ、佛教徒であれ―葬ったという。
ケアは「死」の時の人権をも見すえたものであろう。
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1) パール・バック『母よ嘆くなかれ』(新訳版) 伊藤隆二訳 法政大学出版局
2) 大江健三郎・文『恢復する家族』 大江ゆかり・画 講談社
3) 大江健三郎『個人的な体験』 新潮社
4) 2)と同じ
5) 2)と同じ
6) 向野幾世『お母さん、ぼくが生まれてごめんなさい』 サンケイ出版
7) 相田みつを
8) 沖守弘『マザーテレサあふれる愛』 講談社
向野幾世
1936年香川県生まれ。奈良県立明日香養護学校教諭を経て、奈良県立障害教育センター所長に就任。現在は、奈良大学講師。著書に『お母さん、ぼくが生まれてごめんなさい』『いいんですか、車椅子の花嫁でも』。