日本財団 図書館


7.2.2 アース電極抵抗の試験

各アース電極の抵抗は雷保護システムの残りから電極を非接続して測定されるべきである、そして記録される。測定の好ましい方法は図8に説明する。既知の電流はアース電極試験時(E)と試験電極(TE1の間を通過する、そしてEと二番目の電極(TE2)の間の電圧は測定される。これらの値からアース電極抵抗は計算される。設備の測定は蒸気の関数とアース電極抵抗の指示を結合させて利用できる。電流試験の電極(TE1)は試験時雷アース電極から約30ないし50m地面の中に挿入されるべきである。始めに電圧電極(TE2)はEとTE1のおおよそ中間に挿入されるべきである。アース電極抵抗は測定され記録されるに違いない。2つ以上の記事は7mより近いのとEから7m以上離れてTE2が置かれる場所を取り入れられ記録される。もし3つの記事が5%以内に合えばその時TE1の位置TE2の始めの位置そして得られた始めの値は以後の試験の比較のために記録されるべきである。もし3つの結果に同意出来ないその時はEとTE1の間の距離を離して3つの試験を繰り返す。この過程は3つの記録が要求される正確さに同意するまで繰り返されるべきである。もし岩の上を除いて雷光保護システムのアース抵抗が10オームを越えたら(7.2.3下参照)、あるいはもし個々の電極が電極の合計数による多くの部分から10オームを越えたら、その値は記録されるべきである。もし抵抗が10オーム以下で意味ありげに前の読み取り値より高かったらその原因は調査されるべきで、いくつかの必要な改善のための活動がとられるべきである。

 

7.2.3 岩の上のアース電極の試験

可能な場所では2つの永久電極を図8に従って用いる場所を探し出す。アース電極抵抗の測定はこれらの試験電極を使用して行われ記録されるべきである。この場所が可能でない(例えば岩の上のステーション)その時は各アース電極は孤立した電極と測定され記録されたシステムのその他のものとの間の抵抗を順次非接続にするべきである。(注1参照)

 

注1 強調することは雷保護アースを非接続にする前に生きている敏感な電圧試験装置を使って確実に試験されることである。

注2 試験がされるのは季節の変わるのに従って12ヶ月以内のわずかな期間を選ぶことが好都合であろう。

注3 埋められた導体の存在は例えば地中の主電力や電話線、ガス水道管、無線ビーコンアースマット等アース電極の抵抗測定の結果にかなり影響がある。

あらゆる努力はこれらのサービスの場所にされるべきである。そして可能であれば測定地点をこれらのサービスから離す。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION