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ガイドラインは2部構成となる。第1部は一般形式のガイドラインで、第2部はリスク評価及びリスク管理のプロセス例となるだろう。

 

4.5 航路標識関係のトレーニングに関するガイドラインの準備

 

ENG12会議では、ナブガイド第11章「保守トレーニング」を更新する仕事を課せられているWG3と共にIALAトレーニングガイドラインの第1稿について議論が交わされた。トレーニング指針の締め切りよりも早い締め切りだったため、WG3はコンピュータベースのトレーニングを利用することについて議論されている草稿1を使い、彼らの仕事を完了した。WG3は、今後改訂されるナブガイドと確実に両立し続けるように、草稿1に関しては目次に示されたアプローチに大幅な変更はしないとの意見を表明した。

 

委員会メンバーはENG12において、ENG12/2/20についてどんなコメントでも提案でもWG2の議長に提出するよう求められた。USCGのHarley Clevelandは、ある分課は、トレーニング後に資格証明の取得もできるオンライントレーニング(ENG13/2/15)が受けられるウェブサイトに人々を案内していると報告した。

 

ENG13では次のメンバーで少人数のグループが結成された。カナダのRoger Beauchesne(グループ長)をデンマークのOmar Frits Eriksson、日本のMr. Ikeda、オーストラリアのMr. Crossing、USCGのMr. Cleavelandらが支援した。

この会合の後、Mr. Beauchesneはまずテストメールを送る。訂正/追加/削除がある場合には、その箇所にメンバー各自の色がつけられている。続いて電子メールで電子コピーが送られる。この目的は、次期会合のための最新草稿を所有することである。

作業グループはトレーニングガイドラインENG14/2/8の草稿2を検討した。その文書はガイドラインの根本を変えずにIntrac 2000の例を除くことにより短縮できるだろうという結論であった。トレーニングの提供のために利用できる様々な方法の基盤は、次の基準を満たす能力と共に発展した。その基準とはスケジューリング、双方向性、フィードバックの容易さ、トレーニング成果の評価、準備費用、訓練生一人当たりの提供費などである。これらの変更は次の草稿に組み込まれる。

このグループは次期IALA会議前にガイドラインが完成すると確信している。

 

 

 

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