日本の例では関連する航路標示に合うように着色されていた。しかし、球形で着色されていないスペインの例は、安全水域標識の形状を示している。形状はNavguideの要求事項を満たしておらず、変化する色彩の内部灯光はどの航海標準にも適合しない。
ワーキンググループは、航海上の混乱防止の助けとなるよう、石の堤防の先端部分を緑色に塗り、内部灯光をIALAが承認する色に変えたらどうかという提案と共にスペインからの質問を運用委員会に任せてはどうかと提唱している。このように色を変えることで、小さな緑の柱を取り外すことが可能であろう。
1.7.1 合成係留ロープ
草稿文書−合成係留(ENG14/2/14)について議論が行われた。オランダからは、完全伸縮性係留に関する追加情報が提供された。スウェーデンからのコメント(ENG14/2/3)は、スパーブイに関するフィンランドからの情報と同時に文書に盛り込まれる。
委員会のメンバーは、文書(ENG14/2/14)を専門家に返却し、ENG15へのコメントを提出するよう求められている。ワーキンググループの議長は、その文書を編集したり、見出しを付加したりする予定である。
この項目は第16回会議で完結されるべきである。
1.8 2002-2006年作業プログラムのための課題確認
提案された項目には以下のものが含まれた:
a) 過去10年に世界中で開発されてきた好結果のソーラー浮標点灯システムの再検討。
b) 環境問題と沿岸大型灯台エンジニアリングとの関連性。エンジニアリングのISO 14001。環境法が沿岸大型灯台エンジニアリングに及ぼす影響。
c) 自動化沿岸大型灯台の構造維持のためのエネルギー供給。
d) 特に浮標の作動に関するAISシステム全側面の開発の監視。