さらに事務局長は、記録のためIALA理事会へも原案を提出するよう求めた。
3.6 導灯及びその他の灯火のためのレーザー光技術使用の可能性、利点と欠点に関する調査とガイドラインの制定
カナダは、ヘイ・リバーのレーザー導灯に関する最新の情報を報告した。これらは、2000年6月に取付けられ、今まで良好に動作ししている。関係者はそのシステムに満足しており、本年末に報告書が完成する予定である。更にもう一つの導灯が整備されることとなっており、雷保護が改良点である。現在までにレーザーの色についての問題点も認識されている。
3.6.1 合成繊維の係留具
合成繊維の係留具(ENG14/2/14)は討議され、十分に伸縮可能な係留具の追加情報がオランダから提出された。スウェーデン提案(ENG14/2/13)には、フィンランドから円材を用いた浮標の係留具の情報はもちろんその他の情報も盛り込むこととした。
委員会のメンバーは、文書ENG14/2/14を検討のため専門家に検討を依頼するよう要請され、次回の15回委員会にそれに関するコメントを提出するよう求められた。
この項目は、第16回委員会で完成させることとする。
3.7 その他の項目
スペインから次の質問が委員会へ送付された。ワーキンググループでの討議の結果、質問への回答は次のとおりとなった。
Q1) この設計は右舷標に関するIALA勧告へ適合されるとみなすだろうか?
A1) その形状はナブガイドの必要条件を満たしておらず、内部光の色の変更は、いくつかの航行の標準に適していない。
Q2) 右舷標の設計を適合するように変更していただけないか?
Q3)昼標と夜標の区分は適当であるか?