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3 固定及び浮体標識

 

3.1 航路標識の設計と管理を簡素化するコンピューター手法の調査関係

 

コンピュータープログラムに関するアンケートの解答が一部の会員からのみ提出されているので、書記がIALA会員にアンケートを送付するよう指示した。

 

3.2 光波標識の最新の開発状況、潜在的能力の評価及び現状の標識と比較した費用対効果についての調査

 

3.2.1 表面色

書記は、付加資料として色見本の記事を広報へ公表するつもりであり、委員会は、その文書を参考資料として継続活用するため、プラスチック又は、丈夫な紙等に印刷する提案をしている。

 

3.2.2 光達距離調整図

背景光及び空模様による光達距離減少のグラフ(ENG14/2/2)に関して、表現方法の改正案がオーストラリア代表から提案されミニマムな修正が行われた。

書記は、変更案の承認を受けるよう運営委員会に修正文書(ENG14/8/5)送付することとした。

 

3.2.3 青色灯

日本の海上保安庁は、青及び紫色灯火(ENG14/2/10)の視認実験を行い青色灯火については、容易に認知することができ(2Km地点)、十分な結果が得られたが、紫色灯火については、赤色と混同されることが確認されたことを報告した。

 

この報告WG、ENG12から運営委員会に送付した「青色灯火の使用における問題点の回答」を強力に支持する内容である。

 

書記は、現在の草案CIE標準“光信号に関する色”CIE DS 004.4/Eを情報として運営委員会へ送付するよう依頼された。

 

 

 

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