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<参考2:Identrusの4コーナーモデル>

Identrusの典型的な取引形態は、4コーナーモデルと呼ばれています。その取引フローは下図のとおりです。Identrusのパスポートは、ICカードに格納されることになっています。

 

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3.1.3 Identrusの今後の展開

Identrusに対応したシステムは、現在各国で、Identrusに参加している各銀行が、構築もしくは構築準備を行っています。認証業務は銀行にとって初めての業務ですので、その為のシステム構築、体制整備、法律・契約面での検討等、課題は多くありますが、平成13年度中には、少なくとも日・米・欧の主要銀行で、基本機能の利用が可能な状態になる予定です。

 

Identrusは、SWIFTが採用することを決定したことにより、企業間電子商取引における電子認証のデファクトスタンダードになる可能性が高くなりました。

 

銀行としては、Identrusが、貿易金融EDIを支えるグローバルな電子認証基盤として、利用企業のニーズに応え、成長してゆけるよう、引き続き努力を重ねて行く必要があります。

 

 

 

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