そこで、これらの資料に基づいてBOLEROプロジェクトの概要を検討しました。この検討事項は、1]BOLEROシステムの構成、2]ユーザーシステムに組み込まれるToolkit、3]セキュリティ・アーキテクチャー、4]通信サービス、5]文書管理サービス、6]ボレロB/Lのシナリオです。本委員会では、1997年9月にBolero Project Teamから提示されたBRSに基づいて、BOLEROプロジェクトの1]業務処理的側面および2]技術的側面からの考察を行いました。業務処理的側面については、商社、船会社、銀行および損害保険会社の立場から評価報告と検討を行いました。
1.2.4 平成9年度報告書の主要内容
第1章 序論
第2章 各論
I. 国連ECE/WP.4及びCEFACTにおける取組み
II. 貿易取引における流通性書類を巡る諸問題
III. B/Lを巡るビジネスフローとそのEDI化
IV. 流通性書類のEDI化への取組み
1. 流通性書類のEDI化への取組み
2. 流通性問題プロジェクトの概要
3. MANDATEプロジェクト
V. BOLEROプロジェクトの概要
1. BOLEROシステムの構成
2. ユーザーシステムに組み込まれるToolkit
3. セキュリティ・アーキテクチャー
4. 通信サービス
5. 文書管理サービス
6. Bolero B/Lのシナリオ
VI. BOLEROプロジェクトの評価
1. 業務処理的側面からの考察
(1) 商社の立場からの考察
(2) 船社の立場からの考察
(3) 銀行の立場からの考察
(4) 損害保険会社の立場からの考察
2. 技術的側面からの考察
追補:三倉八市「貿易取引とSWB利用の現況」