出所:運輸経済局(Bureau of Transport Economics)
出典:Information Paper 46“Coastal Freight in Australia, 1998-1999”
2-2-3 国際貨物
国際貨物については、政府の公式統計は発表されていないが、オーストラリア港湾海運協会(Australian Association of Ports & Marine Authorities: AAPMA)が、会員となっている港湾各社から提出された数字をもとにデータを発表している。それによると、1999-2000年度の港湾総取扱量は、5億6,413万トンで、そのうち輸出が4億5,618万トンで全体量の80.9%を占め、輸入が1億795万トンで19.1%となっている。
オーストラリアは天然資源の輸出国で、年間1億トン程のボーキサイトやアルミナを輸出している。総輸出の37.5%(金額べース)を天然資源(Crude materials inedible except fuels)と鉱物燃料(Mineral fuels lubricants and related materials)で占めている。こうしたことから、貨物のタイプ別では、バルク貨物が圧倒的に多く、総貿易量のの約90%を占め、また、バルク貨物による輸送のうち、83.3%が輸出向となっている。表3-10に国際貨物の種類別取扱量を示す。