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・Stenaはユトラントからイェーテボリ等への航路の最大手で、高速フェリーではSea Catの競合を受け、また免税店廃止とエーレスンド橋の両要因から打撃を受けるものと思われ、近い将来に船隊更新の見通しはない。

 

e. デンマーク国内

輸送量

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運航会社の市場シェア

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1998年に開通した大ベルト橋の影響が判明するのはまだこれからである。Scandlinesの1981年建造の在来型フェリーは、車線長が1000LMと比較的長く「RoPax」とも認めうるが、新鋭RoPaxに代替される見通しはない。新橋の開通により、大ベルトを横断する直通航路では9隻のフェリーが撤退した。

中小島嶼向けの地域航路ではいずれも在来型フェリーが配船されているが、1998年の輸送実績は、乗客400万人、乗用車84万台となっている。

 

f. フィンランド/スウェーデン(オーランドを含む)及びフィンランド/ドイツ

輸送量(1998年)

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