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- Hoverspeed:高速フェリー市場に特化し、Holyman Sallyのラムスゲート/オーステンデを自社のドーバー・サービスに統合、ニューヘブン/ディエップ航路ではP&O Stenaに取って代るなど、買収と新航路開設で拡大を図っている。

- Sea France:旧型のフェリー4隻とRoRo1隻を運航しているが、採算が回復できるなら新型のRoPaxで船隊をグレードアップする可能柱もある。

 

<海峡西部>

これら中長距離の航路は海峡横断輸送市場の20%を占めているが、海峡トンネルの開通以来、成長は停滞している。P&O(Portsmouth)とBrittany Ferriesの船隊では、P&Oが夏季用高速フェリー1隻を加えた以外に変化がない。Brittany FerriesはRoPaxの代替を検討しているが、補助金とEUの裁定の問題がある。

 

<チャネル諸島>

Condorは高速フェリーのみを運航し、Commodoreはバックアップとして通年旅客サービスを提供するため、最近RoPax1隻の引渡しを受けた。

 

c. イギリス/大陸北部(ペルギー、オランダ、ドイツ)

この航路では、今なおRoRoが貨物輸送の主体で、旅客と乗用車の輸送量は下降線をたどっている。

 

輸送量

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