最近の状況
海峡トンネルは1995/96年度の開設以来シェアを伸ばし、全海峡横断輸送市場において、貨物では30%弱、旅客/乗用車では35%を超えるまでにいたっている。これによる打撃はドーバーとカレーよりも周辺諸港の方が大きい。ドーバー/カレー間ではP&Oとstena Lineが60:40の比率で共同運航を開始、市場シェアと成長を維持している。
<海峡東部>
- P&O Stena:ドーバー起点のサービス向けに、既存の小型低速船2隻の代替として2,000LM以下のRoPax2隻の新造を検討しているが、これが実現すればRoPax7隻の船隊を運航することになる。ニューヘブン/ディエップ航路からは1999年に撤退した。
- P&O European:RoPax3隻によるドーバー/ゼーブルッへ航路で限定された能力の旅客サービスを提供している。
- Norfolk Line(AP Moeller):間もなくCenargoから用船した新造RoPax1隻でドーバー/ダンケルク航路を開設する。