サンフォード議員のクルーズ船内航規制改革支援には地元選挙区の利益が絡んでいる。サウスカロライナの地元選挙区は、大西洋岸地域の大部分をカバーしており、チャールストン、マートル・ビーチといった海岸都市が含まれている。カールトン港及びカロライナ沿岸の観光地は、旅客船サービス法の自由化により大きな利益を被ると考えている。同じグループは、サモンド上院議員にも働きかけ、ほぼ同一の法案の支持を取り付けている。サンフォード議員は今期で議会を退くため、彼の後継者が改革支援を続けるかどうかが問題となる。恐らくは、サンフォード議員と同じ方針を採るであろう。
(公約どおり、2000年選挙には立候補しなかった。替りにヘンリー・ブラウンJr.(共和党)が当選。)