3) 1992年米国籍旅客船法案(H.R. 5257)
提出日:1992年5月21日
提出者:G. テイラー議員
共同提出者(15名)
1992年米国籍旅客船法:内航法を修正し、特定の旅客船に対する適用を明確化する法案。
ジーン・テイラー下院議員(民主党ミシシッピ州)は1992年5月21日に1992年米国籍旅客船法案を提出した。同法案は、連邦法を修正し、(1)船舶が、1920年商船法及び1916年海運法に定められた特定の内航従事要件を満たし、かつ(2)(少なくとも5純トン以上の船舶の場合)当該船舶が内航従事権を認められている場合に限り、旅客の内航輸送を認めるものである。
さらに、同法案は、外国船舶が、(1)1992年1月1日以前に内航に従事しておらず、(2)当該船舶の船主が1992年5月21日以前に購入を契約し、(3)当該船舶の船主または運航者が1992年5月21日までに米国港湾と強制力のあるターミナル契約を結んでいた場合に限り、1997年5月21日までは、当該外国船舶が内航に従事することを認めていた。
同法案は1992年9月22日に下院規則(一時停止条項)により下院を通過した。その後、上院通商委員会に付託されたが、そこで棚上げのまま廃案となった。