表2.1-1、表2.1-2及び表2.1-3より各船型カテゴリーごとに直線近似によって作成。
2.1.2 総解撤喪失量の予測結果
m年における船種カテゴリーごとの総解撤喪失量(TLim)は、次の式で定義される。
造船業基盤整備事業協会(2000)が用いているタンカー及びバルカーの統計資料を参考にして、2000年時点での船齢別船齢残存率(Exijkm)を求めた。これより残存率曲線を求めると図2.1-1及び図2.1-2となる。本来、残存率(EXijk2000)は造船市場のマインドにも影響されるため、年によっては多少の変動をすることが予想されるが、今回は2000年時点で作成された残存率(EXijk2000)を将来にわたり変化しないものとし、解撤喪失量(TLijkm)の計算において一律に用いることとした。