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4] 本業務フローは、造舶Webを通じて多数の企業が合意した造舶間で初めての業務フローである。

4.4で述べる標準化データ項目の定義では、この業務フローを前提に造舶間でやりとりされる情報の具体的な内容を検討している。

なお、造舶各社の社内システムの改善・改革は造舶Webの検討の対象外である。したがって、新業務フローは、企業間の情報交換に絞ってその内容とタイミングを定義している。4.1で述べたように、造舶Webの効果を最大化するために、造舶各社において新業務フローを前提とした自社の業務及び情報システムの改善を行うことが期待される。

 

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図4-4 企業間新業務フロー(例)

 

4.4 標準化データ項目

標準化データ項目は、造舶間で交換される情報の標準をデータ項目レベルで定義したものである。造舶Webの情報標準化では特定の技術に依存しない緩やかなレベルで標準化を行っている。すなわち、情報を構成するデータ項目の名称のほか、各データ項目を1個独立の欄で記述するか、複数個の記述とするか、あるいは表形式で記述するか、といったレベルで情報表現形式を定義し、造舶各社が合意したものである。

 

 

 

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