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4. 舶用機器に係る情報表現形式の開発

 

4章では、舶用機器に係る情報表現形式の開発について述べる。

既に2章で述べたように、情報表現形式の開発は、設計・技術情報の電子的交換実現に向けた舶用機器の情報表現形式標準化の取組みである。その成果をまとめたものが標準化最終案であり、その内容は以下の4点で構成される。

・目標施策体系

・テーマ定義表

・企業間新業務フロー

・標準化データ項目

造舶Webでは、平成10年度から12年度の3年間において、表4-1に示す66品目(当初標準化予定50品目に派生的に標準化対象となった16品目を加えた合計品目数)の標準化最終案を作成した。また、品目別作業と並行して、企画WG主体で品目共通的なテーマについて標準化を行った。

以下、本章では、まず4.1から4.4の各項において、上記の標準化最終案の内容と検討経過について述べた後、次いで4.5において品目共通部分の標準化について述べる。

 

表4-1 情報表現形式開発対象品目(表1-1再掲)

041-1.gif

 

 

 

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