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3.3 e-businessのこれから

ある調査会社のeBusiness関連の分析レポートの予測によれば、世界のeCommerceにおけるソフトウェアの市場規模は、1999年の$1,800Mから、2004年には23Bに成長するといわれている。

1999年は全ソフトウェアの2.5%にすぎないが、2004年には18.1%になる。また、その形態は、現在はややB2Cが先行しているが、2000年にはB2Bが追いつき、その後は、B2Bの成長率がやや高いがどちらも成長する。("eCommerce Software Application Market Forecast and Analysis" (IDC, 2000.6)より)

 

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このような背景から、eMarketplaceの市場チャンスが昨今騒がれているが、2000年2QのU.S.の状況を見ると、市場が成長していることは間違いないが、競争が激化していて、うまくいっている企業が多いとは言えない。

- VirticalNetがelectronics eMarketplaceのNECXをConvergeに売却。eMarketplaceのコレクションから技術プラットフォームの販売に戦略をシフト。(Forrester Brief, 2000.12.21)

- サプライヤはeMarketplaceへの参加に抵抗している。理由は、利益が見えない、非効率なコンテンツ処理、不格好なインテグレーション等。(Forrester Brief, 2000.11.27)

- 多くのバーティカルサイトのプロトタイプとされてきたPlasticsNet.Comが、トップマネジメントを入れ換え、software-focusedビジネスモデルに転換。Net marketplaceのさらなる統合の始まりか。(Forrester Brief, 2000.11.15)

 

これらの事象からeMarketplaceの未来は騒がれている程には明るくないのではないかという予測もある。"eMarketplace Shakeout"(2000.8 Forrester)によれば、『Buyerは、Net marketに向かっているが、この成長は、今日の多くのサイトをサポートしない。今後3年間で、eMarketplaceは、大規模な統合を繰り返し、200サイトも残らないだろう。』と予想している。

 

 

 

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