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表3.11 クレーン等による災害の発生状況

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(注) 網掛け部は、昭和56、57年は全業種が、また、昭和58年から60年の起因物は「クレーン」が対象の数値を表わす。

 

(3) 邦舶A社の資料

邦船A社の資料によれば、大井コンテナターミナルにおける平成11年度のコンテナ損傷事故として、4件が報告されている。<総荷役取扱数:284,108コンテナ(含む:危険品5,616コンテナ)>

当該事故内容は、スプレッダーのロックの不完全装着による空コンテナの落下事故が1件発生しているが、他は曲損等の軽微な事故であった。

また、平成10年2月1日〜平成12年3月31日の約2年間の事故は上記の4件を含め10件発生しているが何れも軽微な損傷であり、危険物積載コンテナに起因する事故は0件であった。

 

(4) コンテナ船の火災・事故

記録によると平成元年〜平成11年の11年間において、コンテナ船の火災事故として12件、爆発事故として1件発生しているが、いずれも航行中または、出港準備中の事故であり、荷役中の事故は報告されていない。

 

 

 

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