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2] 作業部会長に、委員会委員長である庄司委員が選出され、以後作業部会長により議事が進行された。

3] 議題1「小型船舶の緊急連絡手段等に関する意識調査の実施」について、事務局が資料GM(00)1W-2により説明し、これに対して次の質疑応答、意見等があった。

(実施要領(案)について)

○ 「目的」のところには、本委員会の目的と実態調査の目的が含まれているが、その関係が整理されていないのではないか。

□ 事務局としては、2行の最後「既存機器…」から以降の部分が最終的な目的で、それ以前がそのため実態調査の内容という考えで作成している。

○ それであれば、前段と後段を入れ替えては。

◎ この内容は、後段が目的で、前段がそのための手段という関係である。従って、順序はこのままとし、1行目の最後から2行目にかけての「…、小型船舶への自主的なイパーブ又はそれに代わる機器の搭載に関する意識を調査し、…」の部分を、「…、小型船舶への自主的なイパーブ等の搭載に関する意識の調査を行って、…」と修正することで、目的と手段の関係を明確にするのが良い。

□ そのように修正する。

△ 標題には、「遭難時における」という言葉が入っているのに対し、目的の中には入っていない。目的の内容も合わせた方が良いのではないか。

◎ 指摘のとおりと思う。目的の3行目「…小型船舶の最適通信連絡体制…」を「…小型船舶の遭難時における最適通信連絡体制…」と修正することでどうか。

□ そのように修正する。

○ この要領(案)の中に、「イパーブ」と「EPIRB」が混在しているので、整理した方が良い。

◎ 要領(案)に最初に登場した時に、「イパーブ(EPIRB)」とし、以後カタカナのイパーブのみを使用することでどうか。

□ そのように修正する。

○ アンケート調査を実施する数はどの位か。

□ 全国を8地方に分け、それぞれの地方で漁船、プレジャーボート各50隻、従って、合計各400隻としている。また遊漁船については、全国で合計50隻程度の調査を予定している。

(アンケート(案)について)

◎ アンケート用紙の前に、お願いのための文書といったものを添付するのか。

□ 調査の目的、調査の対象、記入上の注意事項といったものを示した文書を添付するつもりでいる。

◎ それならば、アンケート用紙冒頭の※部分は不要ではないか。

 

 

 

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