別にそこで性的な関係を迫られたというわけではありませんし、部長の態度はどちらかというと紳士的で、とっても値段の高そうなお店に連れて行ってくれて、ご馳走してくれるんです。また、誕生日のプレゼントだと言って、高価なアクセサリーを渡されました。「受け取るわけにはいきません」とお断りしたのですが、「そう堅いことは言わないで」と無理やり渡されました。
先日も食事に誘われ、「他の女性たちも一緒に誘いませんか?」と提案したところ、「いや、僕は君みたいなすてきな女性と二人でゆっくり食事をしたい」と言われてしまいました。私は他にお付き合いしている男性もいますし、部長とはあくまでも上司と部下という関係でしか考えられません。
実は来週、部長と二人で泊りがけの出張があるんです。妙なことにならなければいいと心配なんですが…。
<ケーススタディーによるロールプレイング>
ステップ1] 適切なヒアリングの方法
インストラクターより、相談者(被害者)、加害者と疑われる人へのヒアリングの方法についてレクチャーします。
ステップ2] ロールプレイングの準備
二人を一組として、ロールプレイングの準備をします。
ロールプレイングのケースは<セクシュアル・ハラスメントの解決方法>ステップ2]でディスカッションしたものの中から選びます。
相談者に対するヒアリング・加害者と疑われている人に対するヒアリングの両方の準備をします。
一人が窓口担当者の場合は、もう一人が相談者、あるいは加害者役を務め、二人とも窓口担当者を演じます。
ステップ3] ロールプレイングの実施
二人一組でロールプレイングを実施します。このとき、他の参加者はオブザーバーとして窓口担当者の対応について観察します。