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ステップ2] 発表

グループでディスカッションした結果を発表してもらいますが、その前に、ディスカッションをしてみての率直な感想を任意で述べてもらいます。「いろいろな考えかたがあることに気付いた」などの感想が寄せられることが期待できます。

ディスカッションの結果を発表してもらい、各ポイントの掘り下げに不十分な点がある場合は、インストラクターより追加でコメントします。

 

<セクシュアル・ハラスメントの解決方法>

ステップ1] 解決方法

組織で定められた解決方法のガイドラインがある場合には、それを提示し、またそれらがまだ定められていない場合には、一般的な解決に向けての方法を、インストラクターより解説します。

ステップ2] 相談の受付け

監督者が部下よりセクシュアル・ハラスメントの相談を受けた場合、どのようにその相談に乗ることが好ましいのか、インストラクターより解説します。

以上のステップはこの後に行う「ケーススタディーによる解決のためのロールプレイング」の基礎的な知識となりますので、ポイントをしっかり抑えておきます。

 

<ケーススタディーによる解決のためのロールプレイング>

ステップ1] 進め方の説明

1グループを5〜6人に分け、「ロールプレイングのためのケース」を配布し、進め方について説明します。

ここでのポイントは、実際に起きたセクシュアル・ハラスメントをどのように解決していくかにありますので、ロールプレイングに入る前にその解決方法をグループ内でしっかりディスカッションさせます。

 

 

 

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