−心配、不快感、減退感、記憶力、作業能力減退感、注意集中困難、不眠、頭重感、身体的不調感ないし疾病感(心気症状)その他の自律神経に支配される器官の機能障害、性機能障害など、客観的な証明が難しい。
したがって心配しすぎのように見える。精神的なものを度外視して自律神経機能の不調とみれば、自律神経失調症ともいえる。
神経衰弱は、本来は敏感だがすぐ疲れて参ってしまう状態をさしていたが、今は軽いようだが何かはっきりしない精神障害に一応つける一時しのぎの病名のようになっているところもある。
神経症の主症状もこれともいえるし精神疾患の初期や身体病の軽いものまたは重い身体病の回復後などにも見られることがある。
lCD-10による診断基準の中で公務災害認定上あがってくる可能性のある診断名
うつ病エピソード (F3)
急性ストレス反応 (F4)
外傷後ストレス障害 (F4)
適応障害としての遷延性抑うつ反応及び混合性不安抑うつ反応 (F4)
身体表現性障害 (F4)
混合性不安抑うつ障害 (F4)
持続性妄想性障害 (F2)
急性一過性精神病性障害 (F2)
感応性妄想性障害 (F2)
分裂感情障害 (F2)