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2) 出現種類数

調査測線別の潮間帯底生生物の出現種類数を図4.17に示した。

出現種類数が多かった調査測線は、鎌倉市材木座海岸で、測線全体で11種の底生動物が出現した。次いで多くの種が出現した測線は鎌倉市由比ガ浜海岸であり。出現種類数は10種、横須賀市長浜海岸2、大磯海岸、網代市長浜海岸の9種がこれに続いた。

なお、このうち横須賀長井海岸2については、横須賀長井海岸1に比して、出現種類数が多い。これは、横須賀長井海岸2は海浜の端部に寄り藻(海藻が基盤を離れ、漂い、集積されたもの)が集積された部分に設定した測線であったため、特殊な条件下のものである可能性がある。

 

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図4.17 調査測線毎の潮間帯底生生物の出現種類数

 

 

 

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