また、底質粒径と浄化能の関係に関する実験的研究では、中央粒径0.15〜7mmの範囲内では、粒径の大きい順にCODの除去能が高かったことを示し、その原因として粒径が大きな砂は透水係数が大きいため、好気性細菌の活動が効率的に行われ高い浄化能を示すものと考えている。
1 三好康彦ら(1990):人工海浜の浄化能力について。東京都環境科学研究所年報 1990、120-125
木村賢史ら(1991):人工海浜の浄化能力について(2)。東京都環境科学研究所年報 1991、141-150
三好康彦ら(1992):人工海浜の浄化能力について(3)。東京都環境科学研究所年報 1991-2、117-123
赤澤豊ら(1992):人工海浜の浄化能力について(4)。東京都環境科学研究所年報 1991-2、124-134