それから住まいですが(第4章参照)、実家に同居という方が一番多いという結果になります。それ以外ですと、一戸建ての持ち家、それから、公営のアパート・マンション形式の賃貸住宅、そんな住居の形も多いということになっています。
それから、UIターン者がどこで就業しているのかというのも質問をしてみました(第4章参照)。そうしますと、UIターンをした市町村の中で就業というのが43.6%ですが、広域圏の中心都市など近隣の市町村へ通勤をしている方が33%、全体の3分の1の市町村が自分の市町村よりも周辺の市町村に勤務している方が多いというふうな回答になっています。それから、自分の市町村と周辺の市町村等への通勤者が半分半分ですよというところも22%ありますので、広域圏も含めて自分の市町村以外のところへの就業というものも実際には多いということが伺えると思います。
最後になりますが、UIターン者の定住による地域づくりへの効果の有無ということで、効果があったという回答が16.6%、それから、ある程度効果があったという回答が57.6%ということになりました。これは、開始年度がここ5〜6年でスタートしたという事業が半分以上を占めますので、まだ5年程度では効果が十分あったというふうには言い切れないというので、ある程度効果があったというところに回答してきていると考えられます。余り効果がないが全体の20.6%、それから、全く効果がないというところは0.8%程度しかありませんでした。ですので、まだ十分な効果が上がってはいないけれども多少は効果があったというものも含めると、そこにあるように、6割近くがある程度は効果があったというふうな回答をしているということになろうかと思います。
とりあえず、きょうの議論のベースになるようなところでの御報告は以上にさせていただければと思います。
現地調査での印象
柴田委員長 どうもありがとうございました。個別集計なんかも中間報告についてますが、それはまた後の機会に御説明をいただきたいと思います。
先ほども申し上げましたように、10の団体を選んで、それぞれの先生に2つずつ、現地に行って、そして、市町村の方やUターン者、Iターン者に直接面談をしていろいろ聞いてきたということでございまして、それは別な章で全部団体別に詳しく書くことになっていますから、この本の上ではその章に載るわけでございますが、横断的に意外であったとか、UIターンについて改めて考えさせられた。先ほど近岡さんからお話がありましたように、58年の調査、平成5年の調査のときに関係した方、あるいは、その報告書を見た方がいらっしゃるわけですが、私どもが通念として持っていたものと大分違うということで改めて考えさせられたというようなことがございますでしょうから、それについて横断的に御意見を言っていただきたいと思います。