大人の子どもに対する営みが、その子の人格(パーソナリティ)を育てます。人間には、衣食住プラス発達と文化がなければなりません。次の世代に伝える文化の伝承を忘れないようにしたいと思います。
また多様化した保育ニーズに応えるために、保育士は、質の向上(知識や技術を高める)、専門性(勤勉な保育士としてそれを高めることに努める)、人間性(円満で優しい人、厳しくても思いやりのある人、その人の良い人柄)を備えた上で、未来へ向かって生きていく乳児にとって安心できる社会を築いていくよう、福祉の心、福祉の哲学をもって児童福祉に携わって欲しいと思います。
「人が人を育て、人は人によって育てられます。人の何によって育てられるか、それは心です」この言葉は、私の大好きな言葉です。