脱水状態にならないよう、きちんと飲ませることが大切です。
<離乳食>
5か月頃を目安に、その子の健康状態や発育状態に合わせて(梅雨期を除いた季節)、離乳を開始しています。
おかゆは、1時間くらいかけて行平(土なべ)でコトコトと弱火で火加減をしながら、かき混ぜないようして炊きます。とても、甘味のあるつややかなおいしいおかゆが炊けます。
小さめのスプーン(乳児の口の大きさに合った)を用意し、一日一品一匙ずつから与えます。初めは嚥下が上手にできないため、唾液と一緒にだらだらと出してしまいます。
一匙の離乳食が3倍くらいになってきます。時間がかかりますが、「離乳食を食べるのがいや」と言っているのではなく、食べ物を舌で上手に処理することができないためです。毎日の繰り返しの体験で上手に食べられるようになります。機嫌が悪くて泣いて食べない時は、無理矢理に口の中に入れないようにし、機嫌の良い時に食べさせるようにします。
一匙一匙、「おいしいね、お口アーン」と言葉をかけながら、舌の中央より少し奥へ処理しやすいように入れてやることが大切です。食べたあとは、一人ひとりの離乳食の量に合わせてミルクの量を考慮して与えるようにします。お茶をあまり飲まないので、汁やミルクで水分を補給するようにしています。便の状態に注意しながら、徐々に増やしていきます。8、9か月頃より、ミルクから牛乳への移行を始めるようにしていきます。